目やには目のSOS!原因と対策について詳しくご紹介します。

朝、カーテンの光から漏れる太陽の光。毎朝すっきり気持ちよく起きることができたら、お仕事や学校に行く方も自然とやる気がでますよね。そんな朝、起きて目を軽く触ると、たいてい目やにがついています。しかし、その目やにについて特に深く考えたことがある方はそう多くはないのではないでしょうか?日常生活において、涙と同じように分泌されるこの目やに、実はこの目やにを見るだけで目の状態がわかるのです。目の病気になった際、目やにが大量に…といった経験をした方もいらっしゃるはずです。その目やに、目からあなたへのSOSサインかもしれません。目やには目の健康バロメーターでもあり、その原因も老廃物、細菌、アレルギーなど様々なのです。そこで、この記事では眼精疲労と目やにの関係について詳しくお話していきます。もし、いつもと違う状態の目やにが出ている場合はその種類や原因を探り、きちんと対策を立てることが重要なのです。情報のうち視覚は80%も担っているほど目は生活に大切なパーツの一つです。放置して悪化するまえに、習慣を見直したり取り巻かれている環境を見直すことで、きっと改善につながるはずです。

ここでは、眼精疲労と目やにについてご説明いたします。読み終えるころにはきっと、目や、目やにに対しての考え方が変わることでしょう。

 

1.目やにについて

はじめに、目やにとはそもそも何なのかということについてご説明します。

【1-1.目やにが出る理由】

目やにが出るのは、目から老廃物を排出するためです。目やには角膜などに含まれる「ムチン」という油成分と、涙などから分泌された血液細胞、さらに角膜から出た老廃物やほこりどが混ざって生成されています。つまり目やには老廃物なのです。目やにが多いという事は、それだけ目から排出されるべきものが多いということになります。

【1-2.目やにの種類】

目やには大きく分けると2種類に分けることができます。一つ目は通常の新陳代謝の過程で自然と出る目やにです。これは朝起きると目についているような何の問題もない目やにと言えます。二つ目は何らかの炎症が目で起きていることによる目やにです。炎症にもさまざまな原因がありますが、いずれにしても目がダメージを負っていると目やにが出ることがあります。また、炎症の種類や目やにの形状により細かく症状を分けることができますが、これについては後ほど詳しく説明します。

 

2.目やにの原因

目やにの原因についてさらに詳しく見ていきましょう。

【2-1.新陳代謝の老廃物としての目やに】

先ほどもご紹介したように、目やにが出ることは決して異常なことではありません。目やには目に溜まった老廃物を排出する手段の一つです。そのため、目の不快感や痛み、かゆみなどを伴わない目やにであれば問題ないといって良いでしょう。ただし、目にいつもと違う感覚が無くても目やにがいつもより多い場合は何らかの目の異常が予想されます。様子を見て治らないようであれば眼科への相談をおすすめします。

【2-2.細菌・ウイルス感染が原因の目やに】

細菌やウイルスなどが原因で目が炎症を起こし、目やにが出てしまうケースもあります。目は非常にデリケートな部位で、あらゆる細菌が入りやすいとされています。もし細菌・ウイルスに感染している場合は、放置すると結膜炎涙嚢炎などといった感染症に発展してしまいます。目を清潔に保った上で、眼科を受診することをおすすめします。

【2-3.アレルギーが原因の目やに】

花粉症の症状として目やにが多く出る場合もあります。目やには目に入った異物と白血球が戦ったその残骸です。つまり鼻水などとあまり変わりません。スギやブタクサなどの花粉は目から入り炎症を起こしやすく、多くの人が毎年苦しんでいます。点眼薬や飲み薬などもありますが、日常的に眼鏡で目を保護したり、細かい洗顔をすることなども心がけましょう。

【2-4.その他の原因】

感染症でもなければ目が炎症を起こしているわけでもなく、異常に目やにが多いなどといった症状がある場合、まれに点眼薬が目に合っていないことがあります。これはしばしば一部のドライアイ対策用の点眼薬で起こることがあるようです。もし市販の点眼薬を使っている方がいればその旨も眼科で相談してみることをおすすめします。

3.目やにの状態から見る症状

目やにはその状態や色によって、考えられる病気の種類が異なります。もちろん目やにのタイプは個人差がありますが、一般的には次のように分類できるとされています。

【3-1.サラッとした目やに】

通常よりも水っぽい目やにが出る場合は、細菌性結膜炎の可能性が疑われます。細菌性結膜炎の場合は、目やにと同時に白目の充血や涙の量の増加目の異物感などといった症状が同時に発症することが多いとされています。その場合はコンタクトの装着を眼鏡に変更し、悪化する前に眼科へ行きましょう。

【3-2.黄色味が強い目やに】

黄色い膿のようにどろっとしている目やにが出ることがあります。こちらは細菌感染による結膜炎の可能性が高いとされています。多くの場合は黄色ブドウ球菌などといった、免疫が弱っている時に体内に入り込む細菌の感染症が考えられます。放置すると目が化膿し、生活に支障が出るので早めの対処をおすすめします。この場合両目に同時に症状が出るケースが多いとされています。

【3-3.粘りのある目やに】

上記2つのどちらでもなく、ただドロドロとした目やにが出る場合があります。この場合は涙嚢炎という炎症であるケースが多いとされます。涙嚢炎は涙が溜まる場所(涙嚢)で何らかの炎症が発生し、膿が溜まってしまう症状です。こちらも眼科へ行けば問題ありませんので早めの対処を心がけましょう。

 

4.いつもと違う目やにが出たら

目が何らかの炎症を起こしている時、通常の目やにとは違う目やにが出ます。その時には目の感染症などが疑われますので、次のような対策を心がけた上で様子を見ましょう。ひどいようであれば病院に行くことをおすすめします。

【4-1.目を擦る・触るなどしない】

感染症にかかっている疑いのある目は、極力触れないようにしましょう。というのも、触ることによって余計に炎症を悪化させてしまう可能性があるからです。かゆみなどが併発していると余計に掻きたくなりますが、その場合は冷やすなどして出来るだけ我慢しましょう。さらに触ることで感染症の原因菌を手に付けてしまう恐れもあります。そうなると二次感染の危険性もあります。

【4-2.目に触れたら必ず手をよく洗う】

目に触れた手には感染症の原因菌やウイルスが多くついている可能性があります。それを二次感染させないためにも、目を触ってしまったら他の所を触る前にすぐに石鹸でよく手を洗いましょう。目の炎症の原因が花粉であっても同様です。よく触るスマホを除菌シートなどで拭くことも効果的です。

【4-3.目やには清潔なティッシュなどでふき取る】

目やには直接手で触らないほうがいいとされていますが、老廃物ですので除去は必要です。目頭や目尻に溜まってしまったら、清潔なティッシュや綿棒でやさしくふき取るようにしましょう。その際眼球には触れないように気を付けて下さい。そして、目やにをふき取った後のティッシュや綿棒はきちんと処分することも重要です。適当な場所へ放っておくとそこから細菌が繁殖する場合もあります。

【4-4.洗顔タオルを他人と共有しない】

目の炎症がある場合、タオルなどの共有も非常に危険です。目の感染症の際は浴槽やプールに共有で入ると、二次感染を引き起こすと言われているように、タオルの共有も同様です。また、使った後のタオルは洗濯して衛生的な状態に保ちましょう。汚いタオルの雑菌でさらに炎症を悪化させるのを防ぐためです。

5.目やにが出たときに見直すべきポイント

単なる感染症だけではなく、普段の生活の中で目へのダメージを自分で作っている場合があります。感染症ではないとされる場合、以下のような項目を見直してみましょう。

【5-1.汚れた手で目を触っていないか】

目は通常、涙や角膜に含まれる油分の粘膜によって表面が保護されています。とはいえ、直接汚れた手で目をこするなどした場合には雑菌が入り、炎症を起こしてしまう場合があります。お子さんなどによくあるのが外遊びしながら目をこすってしまうケースです。特に指先の腹にはあらゆる雑菌が付着しています。普段の生活から極力目をこすったりかいたりしないように心がけましょう。

【5-2.目を傷つけるようなことはなかったか】

細菌やウイルス以外にも、物理的に目の表面が傷つくことによって目やにが出る場合があります。目を何かにぶつけてしまったなどの場合、視力には問題がなくても実は目に見えない傷が出来ているということも少なくありません。目やにが気になる時には眼球が傷ついているということも可能性としてあります。眼科で受診する際は目の傷も診てもらえます。

【5-3.コンタクトを長時間付けていないか】

コンタクトを長時間付けているのは、目にとって大きな負担になります。コンタクトを付けたまま寝てしまったという場合も、寝ながら目を傷つけてしまっている可能性があります。また、時に1デイでのコンタクトではないものに関してはしっかりと洗浄・消毒が出来ていない可能性もあります。そういったときにコンタクトと目の間で雑菌が繁殖してしまう場合もありますので常にコンタクトは清潔に保ちましょう

【5-4.目が乾燥していないか】

ドライアイの傾向がある方は、涙や目やにが出やすいと言われています。これは目がなんとか目の表面をうるおそうとしている証拠です。通常時にドライアイではない方も、乾燥した環境にいるとこのような現象が起きる可能性があります。乾燥は目の大敵ですので、環境を見直すことも大切です。

【5-5.画面を長時間眺めていないか】

スマホなどの画面長時間眺めることで、目はブルーライトにさらされます。すると目は緊張状態になり、乾いてしまう場合があります。そうすると目の表面が傷つきやすく、炎症も起きやすくなってしまいます。目の酷使は次にご紹介する眼精疲労の大きな原因ともなり、目やにを余計に悪化させてしまいますので、適宜休憩を取りましょう。

 

6.眼精疲労が目のダメージを悪化させることも

普段の目の疲れなどと言った負債慢性的に蓄積してしまった状態眼精疲労と呼びます。その結果、目が炎症を起こしやすい状態になっている場合もあります。

【6-1.眼精疲労とは】

眼精疲労は、日々の生活の中で目の疲労やダメージが慢性化し、治りにくくなった状態のことを指します。単なる疲れ目とは異なり、1日や2日では完治することができない症状として知られています。誰もがパソコンなどにより目を酷使する近年ではオフィスワーカーの3人に1人が眼精疲労を患っているとされている程、一般的な病です。

【6-2.眼精疲労の原因】

眼精疲労の原因は何といっても目の酷使です。長時間明るい画面を見続けたり、近距離のものに焦点を合わせ続けることで目が疲れます。このような目の疲労を慢性的に繰り返していると眼精疲労が起こります。他にも度の合っていない眼鏡をかけている場合や、室内環境が極端に乾燥している場合精神的ストレスなどでも発症すると言われています。

【6-3.眼精疲労の症状】

目の疲れの諸症状に該当するものは大体眼精疲労の症状だと考えてよいでしょう。例えば目のかすみ・重さ・倦怠感・肩こり・頭痛・目の痛み・吐き気などといったあらゆる症状が特徴です。

【6-4.眼精疲労の予防策】

眼精疲労を引き起こすことで目がダメージを負いやすくなり、目やにも多く出てしまうことに繋がります。眼精疲労も目やにも同時に予防するには何といっても目をいたわることです。目を使う時には適宜休憩を取り目を傷つけないように日頃から気を付けることで目の健康度は劇的に上がります。また、ビタミンAなどといった目によい栄養成分を積極的に摂取するのもおすすめです。

 

7.眼精疲労・目やにを同時予防で健康的な目に!

目やにのあらゆる症状や原因、対策について見てきました。目やには誰でも出るものですので、その量や状態などはよく見落としがちですが、目やにが目からのSOSサインであることもあります。そして目の免疫を高く保つためには眼精疲労を防ぎ、目を健康な状態で維持することも大切です。

目は私たちになくてはならない身体の一部ですので、しっかりと守って下さい!

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