偏頭痛の前兆や症状とは?気を付けたい偏頭痛の特徴を一挙大公開します!

みなさんは、偏頭痛の症状に悩まされたことはありませんか?普段何気ないときにふいに頭が痛くなると痛みで集中できなかったりと、そのあとの仕事や生活に影響がでることもあるのではないでしょうか。いつくるか分からない頭痛に悩まされるより、痛みもなくスッキリ爽快に過ごしたいですよね。今や15歳以上の日本人の3人に1人が頭痛持ち」であるという統計結果が出ています。それほど、現代人にとって頭痛という症状は身近なものなのです。しかし、実際にご自分の症状と向き合って病院に通ったり、薬を飲み続けている人…というのはそう多くはないのではないでしょうか。ただの疲れだからすぐ治る、と思って放置したり、その場で薬を飲んで痛みをしのいでいる心当たりのある方もいらっしゃるはずです。しかし、頭痛も立派な疾患です。ご自分の頭痛の原因を知り、症状に合った適切な治療法を行っていくことが必要なのです。

そこで、今回は頭痛の中でも特に偏頭痛についてご紹介していきます。偏頭痛が起こると、頭の一部が痛くなるだけでなく吐き気やめまいがしたり、匂いに敏感になるなど様々な症状が現れます。原因としてもストレスなどの心因性の原因だけでなく天候や睡眠不足など、様々なことが関係しているのです。そんな偏頭痛の症状ですが、できるだけ痛みや頻度を少なくしたいですよね。そのためには日頃からの習慣づけや食事に気をつけるなど、ささいなことから見直していくことが必要です。習慣を変えていくことで、症状も軽くなっていき身体の負担も減るので良いことばかりです。

ここでは、様々な種類がある頭痛の中でも特に厄介な偏頭痛についてご紹介していきます。偏頭痛の症状にはどのような特徴があるのか他の疾患との違いはあるのか、またその対処法まで詳しくご説明していきます。極力頭痛を起こさない生活習慣作りのためにも、ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

1.偏頭痛とは

まずは偏頭痛の分類や他の頭痛との違いについて見ていきましょう。

【1-1.頭痛の分類】

頭痛は、大きく分けて2種類に分類することが出来ます。それぞれを一次性頭痛・二次性頭痛と呼びます。これらはその原因と危険性によって区別することが出来ます。一次性頭痛の場合は多くの頭痛持ちの方が悩まされている頭痛です。ストレスなどといった精神的な原因によっても発症します。一方で二次性頭痛はというと、明らかに腫瘍などといった原因がある悪性の頭痛を指します。中には命にかかわるような、脳出血などといった症状に繋がる頭痛が二次性頭痛です。

【1-2.3種類の慢性的頭痛】

先ほど頭痛持ちの方はおおむね一次性頭痛に悩まされているという説明をしましたが、一次性頭痛をさらに細分化して分類することも出来ます。大きく、偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛といった3種類に分けることが出来ます。偏頭痛頭の血管が拡張することにより頭痛を引き起こし、緊張型頭痛頭の血管が収縮することによって頭痛を起こします。群発頭痛は主にアルコールが原因となり発作的に目の奥が激しく痛むという特徴のある頭痛です。

【1-3.片頭痛と偏頭痛】

偏頭痛とよく言いますが、その表記は偏頭痛のときもあれば片頭痛の時もあります。これは何が違うのでしょうか。答えはどちらも変わりません。漢字が異なるだけで、「へんずつう」と読む頭痛が2種類あるわけではないのです。現在では比較的「偏頭痛」という方の表記が一般的とされています。

【1-4.偏頭痛の特徴】

偏頭痛の特徴ですが、何といっても症状次第では日常生活に支障が出てしまうという点です。偏頭痛が慢性化してしまっている人はしつこくその症状に苦しむことになります。そして発症の比率としては、男性よりも20~40代の女性に発症することが多いという特徴があります。これは女性ホルモン中の成分偏頭痛の発生に関わっているからとされています。

 

2.偏頭痛の前兆となる症状

偏頭痛は突発的に起きることもあれば、特徴的な前兆症状が起きる場合もあります。もしこれからご紹介する症状が起きたら、偏頭痛に備えて安静にすることをおすすめします。

【2-1.音・匂いに敏感になる】

偏頭痛の前兆症状の特徴的なものの一つが音や匂いに敏感になるという症状です。いつもは気にならないような些細な音非常に騒々しく聞こえたり耳の中で大きく響くような感覚になったりします。耳鳴りをひどく感じるという人もいるようです。また、匂いに関しては料理のちょっとした匂いや、日常生活の中の嗅ぎ慣れた匂いをふと強く感じるようになったりすることがあります。そしてこのような症状が起きると、それに伴うように偏頭痛が発症します。元々うるさい環境にいる場合や、苦手な匂いのする場所にいるときにも偏頭痛を助長する場合があります。

【2-2.視界がまぶしくなる】

視界がいつもよりキラキラもしくはギラギラしているような感覚も偏頭痛の前兆の一つです。これを閃輝暗点(せんきあんてん)と呼びます。小さな光の粒のようなものが点滅したり、次第にそれが大きくなることで光が視界を覆ってしまう場合もあります。この症状は偏頭痛が発症した後も続く人もいれば、前兆として全く発症しない人もいるので個人差が大いにあります。

【2-3.肩こりがひどくなる】

普段よりもひどい肩こりを感じたら偏頭痛の前兆かもしれません。これは必ずとは言えませんが、偏頭痛の患者の多くが頭痛の発症前に強い方の痛みや重さを感じているという報告があります。ただし、慢性的に肩が凝っている人通常よりも頭痛の発症率が高い状況にあるので、偏頭痛とは限りません。偏頭痛と肩こりが併せて発症した場合は、頭痛の対処を先決にして肩こりはマッサージなどしないようにしましょう。

【2-4.大きなストレスを感じる】

精神的なストレスは、蓄積すると身体的にも悪影響を及ぼします。逆もまた然りで、身体的に疲労していることは精神的なストレスに直結します。偏頭痛は精神的なストレスや生活習慣の乱れからも起きる症状です。そのため、日頃から大きなストレスを感じている方は要注意です。そのような場合にはしっかり睡眠とバランスのとれた食事をとってしっかり休むのが一番です。

 

3.偏頭痛の症状

それでは実際に偏頭痛が起きてしまったらどのような症状が発症するのか見ていきましょう。他の緊張型頭痛や、群発頭痛とは異なる痛みや頻度ですので、ご自身での見極めにもお役立てください。

【3-1.頭の一部の痛み】

偏頭痛の痛みは、頭の一部であることが非常に多いです。特に側頭部、片側のみの痛みである場合が大半を占めているという特徴があります。偏頭痛の痛みを例えるとき、「ズキズキ」や「ガンガン」といったような表現がよく使われています。一方で緊張型頭痛頭全体が重だるく、締め付けられるような鈍痛が続きます。群発頭痛の場合は目の奥がえぐられるようなキリキリとした激しい痛みが発作的に発現します。

【3-2.痛みの頻度や時間】

偏頭痛の痛みの頻度は様々で、週に2~3回発症する人もいれば、月に1~2回発症する人もいます。一度痛みが出ると、4時間~3日間程続きます。痛みは自分の脈拍の動きに合わせるようにズキズキ・ガンガンと波打ってくるのが偏頭痛の特徴です。偏頭痛の発症時間帯週末や夕方~夜が多いとされており、ストレスから解放される時間に発症するケースが多いようです。

【3-2.めまい・吐き気】

偏頭痛がひどくなるめまいや吐き気を伴う場合があります。これは特に慢性化して偏頭痛を発症している方に多いとされており、重症化した偏頭痛に出る症状です。こういった複数の症状が表れ、他の頭痛に比べて不快感が大きいのが偏頭痛の特徴でもあります。めまいや吐き気が強くなる立っていられなくなったり、ふらついてしまうことがしばしばありますが、そういった場合はいち早く休める場所を探して安静にすることが重要です。

【3-3.視界が光って見える】

先ほど偏頭痛の予兆としてご説明した「閃輝暗点」がこれにあたります。人によって見え方が異なるようですが、小さな光のフラッシュが点滅しているように閃輝暗点、閃光のようなものが差し込んで視界をふさぐというような症状が発症します。光るというよりはただ眩しく感じる方もいるようです。

【3-5.音や匂いを過剰に感じる】

こちらも先ほど偏頭痛の前兆としてご紹介した症状です。普段は気にしないような音・匂いに敏感になり、それが原因で吐き気やめまいを発症してしまう場合もあります。また、頭の中で周囲の音が大きく反響するような症状を感じる場合もあり、それを「頭鳴(ずめい)」と呼びます。ただし両側の激しい耳鳴りや、ろれつが回らなくなるなどといった症状は他の疾患の可能性があるので、早めの医療機関への受診をおすすめします。

【3-6.あらゆる動作が難しくなる】

偏頭痛、とくにめまいや吐き気を伴っている場合は、少々の階段の上り下りも難しくなってしまう場合があります。無理をして動こうとすると余計に吐き気をもよおしてしまうケースもあります。また、偏頭痛によりふらついている状態で動くのは危険です。体を動かせば動かすほど悪化していくのが偏頭痛の特徴でもあるため、そのようなときは寝て安静にしているのが一番です。

 

4.偏頭痛と似た症状を持つ病

ここまで偏頭痛の症状についてみてきましたが、偏頭痛と似た症状でありながらもすぐに医師の診断が必要な病である可能性もあります。ここからは、重篤な病でかつ偏頭痛に似た症状を持つ病気についてご紹介していきます。

【4-1.脳出血】

頭痛や吐き気を伴います。これは偏頭痛と同じですが、脳出血の場合は手足の感覚が鈍り動かせなくなってしまう場合や、ろれつが回らなくなる場合があります。頭痛と共にこのような症状が出たら急いで病院へ行くことをおすすめします。

【4-2.脳腫瘍】

脳腫瘍の場合は、頭の一部もしくは全体に重い痛みが走ります。そして徐々にそれが悪化していくので偏頭痛と間違えやすいのですが、吐き気がない状態で突然嘔吐してしまうのが脳腫瘍の場合の特徴です。

【4-3.髄膜炎】

頭全体・特に後頭部が激しく痛みます体を動かすと症状が悪化するのも偏頭痛と似ていますが、髄膜炎の場合は38~39度ほどの熱が出るのが特徴です。また、首の後ろのうなじあたりが固く凝り固まります

【4-4.くも膜下出血】

吐き気や嘔吐といった症状を伴います。ただしくも膜下出血の場合には頭痛は頭痛でも、頭を殴打されたような激しい痛みが出ると言われています。

【4-5.慢性硬膜下血腫】

慢性硬膜下血腫の場合は、頭をぶつけた経験などが引き金となって起こります。そのため、直近1~2か月の間に頭を打った経験がある方、そして手足のまひ・失禁などの症状が出ている方は偏頭痛ではなく慢性硬膜下血腫の恐れがあります。

5.偏頭痛の症状が出たら・・・

ここまで偏頭痛の特徴や症状をご紹介してきました。最後に、実際に偏頭痛の症状が出てしまったらどのような対策をすればよいのか、ご説明します。

【5-1.患部を冷やす】

偏頭痛が起きたら患部を冷やしましょう。偏頭痛は頭の一部が痛む場合が多いため、保冷剤や氷嚢などを使って10分程度患部を冷やすのがおすすめです。ただし冷やしすぎはかえって頭の血流を低下させてしまうので危険です。長くても15分程度冷やして様子を見ましょう。

【5-2.静かで暗い場所を選び安静にする】

偏頭痛が起きた時にはとにかく周囲の刺激から離れることが重要です。というのも、普段は平気な明るさや音でも不快に感じて症状が悪化する恐れがあるからです。極力静かで暗い場所を選び、運動はせずに横になって安静にしましょう。

【5-3.生活習慣を整える】

偏頭痛が起きた時の対策というよりは予防策ですが、生活習慣が乱れがちな方はそれを整えるだけでも発症のリスクを抑えることができます。偏頭痛は寝不足・過度なアルコール摂取・栄養バランスの偏りなどによって発症することもあります。もしそれが原因として思い当たる場合は、そこを改善すれば今後の偏頭痛予防になるかもしれませんね。

【5-4.頭痛を起こしやすい食べ物を避ける】

食べ物の中には頭痛を起こしやすくする成分を含むものがあります。具体的にはワイン・チーズ・ナッツ・ハム・その他乳製品などなど。カゼインという成分が偏頭痛を起こしやすくすると言われています。また、もちろんですが偏頭痛の方にアルコールはご法度です。症状が出ている時はもちろん、普段も控えるようにすることをおすすめします。

 

6.偏頭痛の予兆や特徴をふまえて上手に付き合っていきましょう

偏頭痛は持病と化している方が多く、長く付き合うことが必要な病でもあります。

そのため、症状が出た時には出来るだけ早く治るような対策をおさえておくと良いでしょう。偏頭痛の予兆とされる症状も、出た場合には極力安静になるようにすることをおすすめします。

また、日々の生活習慣を改善するだけでも体の負担が減り、偏頭痛の発症が抑えられることもあるので是非実践してみてください。

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