種類が多すぎる偏頭痛!パターン別の特徴や対処法まとめ

あなたは普段偏頭痛を感じたこと、ありますか?気圧や気候の変わり目ストレスなど様々な要因が関係してくる偏頭痛。急に頭の片方がガンガンと痛くなったりしたら、仕事や家事、勉強などやらなければいけないことがあってもあまり集中できないですよね。多くの現代人が悩まされている偏頭痛ですが、一口に偏頭痛と言ってもその原因や種類は様々です。そして偏頭痛にお悩みの方の多くが、はっきりとした原因が分からないまま症状に苦しんでいるといわれています。痛みが出たときに応急処置としてドラッグストアなどで購入した薬を飲んでいるだけ…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしその方法は根本的な頭痛の解決にはつながらないことも。偏頭痛は実は、性別や年齢・特定の状況などによって偏頭痛の特徴もしくは原因が異なる場合があるという事実をご存知の方はそう多くはないのではないでしょうか。ホルモンや生活習慣だけでなく外的環境まで様々なことが偏頭痛にとって原因となりうるのです。いま偏頭痛にお悩みの方も、ご自分のつらい頭痛の症状の原因がどこにあるのか、知りたいですよね。

そこで今回は、そんなパターンごとに偏頭痛の特徴や種類をご紹介していきます。ご自分の症状に当てはあるものを探して適切な対処を行うことで、すこしでも症状が緩和できたら日々の生活も楽になり理想の形ですよね。

今回の記事では、偏頭痛の種類やそれぞれの特徴について詳しくお話します。ご自身の偏頭痛の原因を探りたい方、適切な対応を知りたいという方は特に必見です。原因を知って対処していき、頭痛に悩まされない快適なライフをお過ごしくださいね。

 

1.頭痛についての基礎知識

今回は偏頭痛について取り上げていますが、偏頭痛だけでなく頭痛にはありとあらゆる種類があります。まずは偏頭痛を含む頭痛という症状そのものが一体何なのか、ということについてご紹介していきます。

【1-1.頭痛のメカニズム】

頭痛がする時、実際に頭に外傷を負っているケースはまれでしょう。頭痛もちの方の多くの場合は、なんのケガもしていないのに頭痛が起きてしまいます。これは何故なのかと言うと、脳の中の仕組みのせいなのです。脳は非常に繊細で、重要な器官が密集しています。そのため少しでも内部で異常が起きればそれが致命傷になってしまうことも。そのため、脳には常に頭全体の異常を感知する組織が張り巡らされています。細胞・血管・神経などあらゆる頭の中の組織を見張る器官と言ってもいいでしょう。例えば頭の血管がいつもより拡張・収縮しているだけでも異常事態として感知されます。これが全て「頭痛」として変換され、危険信号として発せられるのです。

【1-2.頭痛の症状】

頭痛には様々なタイプがあり、自分がどの種類の頭痛なのか見極める必要があります。それと同じく、頭痛の痛みには様々な種類があります。例えば以下の通りです。

  • ズキズキと一点が脈打つように痛む
  • 頭全体が締め付けられるような鈍痛
  • 目の奥が熱さを伴いながら焼けるように痛む
  • 後頭部が殴られたようにガンガンと痛む

このように、頭痛ひとつとっても様々な症状があります。さらに、頭痛に伴う他の症状も頭痛の見極めには重要です。

  • 吐き気/めまい
  • ふらつき
  • 肩や腰の痛み
  • 関節痛
  • 手足のしびれ

頭痛が激しく、それに併発している症状がひどい場合は緊急の処置が必要な場合もありますので、早めに病院を受診することをおすすめします。

【1-3.頭痛の原因】

頭は非常にデリケートな部位であり、脳や顔といった繊細な期間が密集しています。そのため、直接的には頭に関係のないことでも頭痛が発症することもあるのです。例を挙げると、頭痛の原因は下記の通りです。

  • 生活習慣の乱れ
  • 過度な飲酒/喫煙
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 環境の変化
  • ストレス
  • 感染症
  • その他の病気

このように、日常的に起こるような原因でも頭痛は発症します。もちろん、「その他の病気」とあるように深刻な病が原因となって頭痛を引き起こす場合もあるので、自己判断はせずに医師へ相談するのが一番です。

【1-4.頭痛の種類】

頭痛の種類は大きく分けて下記の2分類にできるとされています。

  • 一次性頭痛
  • 二次性頭痛

一次性頭痛は、「頭痛持ち」とされる方の頭痛です。症状は慢性化しているものの、特別頭痛の直接的な原因がない方の頭痛を指します。また、この頭痛の中に偏頭痛も含まれます。その他には緊張型頭痛などといった頭痛もあるのです。一方二次性頭痛は、脳の病気などといった直接的な原因が引き起こす頭痛のことを指します。その中には脳炎や脳出血などといった緊急性の高い病気も含まれます。症状も一次性頭痛とは異なり、突発的に激しいのが特徴です。併発する症状も、ろれつの低下や手足の麻痺など深刻なものが多いので早急に病院へいくことが重要な頭痛といえます。

 

2.偏頭痛の種類①男性の偏頭痛

それではここからケースごとに起こる偏頭痛の特徴と対策をご紹介していきたいと思います。まずは男性に起きる偏頭痛のご紹介からです。意外にも男性が偏頭痛に悩まされているケースも多いので、思い当たる方は必見です!

【2-1.男性の偏頭痛の特徴】

偏頭痛は通常女性に多いと言われがちですが、実は男性の偏頭痛も少なくありません。男性の偏頭痛は特に働く世代の20代後半~50代に多く発症するという特徴があると言われています。さらに発症の時間帯は夜間~朝方にかけてというデータもあり、夜眠れなくなってしまうという悪循環も生み出してしまいます。症状としては通常の偏頭痛と同じで、頭の一部(片側)がズキンズキンと鋭く痛むことが多いようです。さらにこれは最低でも4時間以上続くこともあれば、1時間程度でおさまるケースもあります。

【2-2.男性の偏頭痛の原因】

男性に起きる偏頭痛の原因はなんなのでしょうか。一般的に考えられるのは以下の通りです。

  • 生活習慣の乱れ
  • 喫煙/飲酒
  • ストレス
  • 肩こり
  • 女性ホルモン

このように、日々の生活スタイルが偏頭痛を起こしているケースが多いようです。特にハードな仕事やお付き合いが多い会社員の方は、上記3つの原因が重なって偏頭痛を起こしている可能性もあります。また、喫煙のみが偏頭痛を起こしているというケースも多く、そういった場合は煙草を吸わない、極力嗅がない環境に身を置くことで改善されることもあるのです。まれですが、男性の偏頭痛に女性ホルモンが関係しているというデータもあります。偏頭痛を抱えている男性は平均値よりも女性ホルモンが高いといった傾向もあるのです。

【2-3.男性の偏頭痛の対策】

こうした男性特有の偏頭痛への対策としては、まず生活習慣を改善して3食バランスよく摂取することが大切です。中々難しいかもしれませんが、特に睡眠不足は偏頭痛の大敵です。十分な睡眠を取ることによってストレスも軽減されることが分かっています。肩こりを感じている方は症状が悪化・慢性化する前に適宜ストレッチを行うなど姿勢に工夫をすると偏頭痛の改善が見られる傾向にあります。首を動かして頭への血行をよくしましょう飲酒や喫煙はやめられない方も多い傾向にありますが、そういった場合は偏頭痛専門医に相談してみましょう。女性ホルモンストレス値が高まると上昇するというデータもあるので、ストレスを上手に対処することによって減ることが想定されます。

 

3.偏頭痛の種類②女性の偏頭痛

続いて、女性に多い偏頭痛の特徴・原因・対策について見ていきましょう。女性は男性よりも偏頭痛に悩まされる方が多いとされています。その原因は何なのか、どのように対策をするべきかご紹介していきます。

【3-1.女性の偏頭痛の特徴】

女性の偏頭痛はズキズキと頭の一部が痛むこともあれば、頭全体が痛いような感覚がする場合もあります。偏頭痛となると基本的には頭の一部が痛む場合が多いですが、ごくまれに頭全体が痛むケースもあるとされています。さらに特徴としては、偏頭痛の前兆としてめまいやふらつき、視界のゆらぎといった症状が出るのも特徴です。さらには光が点滅しているように見える、などといった視界の異常や、普段は気にならない匂いや音に敏感になるといった症状も出ることがあります。

【3-2.女性の偏頭痛の原因】

女性の偏頭痛主に考えられる原因は次のとおりです。

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 肩こり
  • エストロゲンの低下
  • カフェイン/アルコール摂取過多
  • 外的環境の変化

少々男性の偏頭痛の原因とは異なっていることが分かるかと思います。特に女性の場合は月経、閉経を経て女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌量が大きく上下します。エストロゲンが低下することによって、脳内の血管が拡張し偏頭痛を引き起こすというのが原因です。そのため女性の偏頭痛は20代~60代の更年期あたりまで続くと言われています。女性の場合は気温や気圧、天気の変化に非常に敏感な方も多く、そういった原因によって偏頭痛を起こしてしまう方もいます。

【3-3.女性の偏頭痛の対策】

女性の偏頭痛を防ぐにはなんといっても原因をつきとめて、それに対する適切な対処を行うことです。例えば日常的にコーヒーを飲みすぎている傾向にある人はその量を減らすなど。肩こりその日のうちに温浴や適度なストレッチで改善するなどといった対処法をすることで偏頭痛の発症を未然に防ぐことができます。かといって、女性ホルモンの量や天気の変化は自分ではどうにもならないことです。そういった場合は食事療法を取るのか、運動を取り入れて改善していくのかなどという対処法については医師との相談が必要です。

4.偏頭痛の種類③妊婦さんの偏頭痛

最後に、妊娠期間中の偏頭痛についてご紹介していきます。妊娠中赤ちゃんへの影響があるため、薬の使用などにも非常に気を使います。そんな時の偏頭痛には一体どのように対処すればよいのか、必見です。

【4-1.妊婦さんの偏頭痛の特徴】

妊娠期間中は、一般的には偏頭痛持ちの人も偏頭痛が治まる傾向にあるとされています。これは先ほどご紹介した、女性ホルモンの一つであるエストロゲン」の分泌量が非常に安定した時期であることによります。そのため女性ホルモンによる偏頭痛が起きていた方は治まることもありますが、出産を終えると偏頭痛が再発してしまうといったケースもよくあります。また、妊娠期間中であってもその他の要因によって偏頭痛が発症する場合もあります。

【4-2.妊婦さんの偏頭痛の原因】

妊娠期間中の主な偏頭痛の原因は下記の通りです。

  • ストレス
  • 睡眠不足

特に妊娠期間中は赤ちゃんに対する期待や心配が入り交じり、不安な気持ちになりがちです。そのため、多くの妊婦さんが大きなストレスをかかえています。さらに、そんなストレスや赤ちゃんの胎動などによって眠れない日が多いケースもあります。こうしたストレスや睡眠不足は偏頭痛を起こす大きな要因となります。普段とは異なる生活に、こうした理由で偏頭痛を発症する方も少なくありません。また、あまりに激しい頭痛偏頭痛以外の可能性もあります。例えば高血圧や妊娠高血圧腎症(子癇前症)とされる病の可能性もあり、この場合は妊婦さんと赤ちゃん共に非常に危険です。偏頭痛と分かっていても、もしものために主治医には常に頭痛の状況を相談するようにしましょう。

【4-3.妊婦さんの偏頭痛の対策】

頭痛薬を安易に飲めない妊婦さんはどうすればよいのでしょうか。病院で相談すると、アセトアミノフェンといったお薬を処方されることが多いです。この薬は医学的にも妊婦さんに問題のないものとして利用されています。もしくは、食事を3食整えて症状を緩和させるなどといった薬を用いない対処を進められる場合もあります。食事に気をつかうのであれば、「チラミン」と呼ばれる成分を多く含む食べ物は避けることをおすすめします。チラミンを多く含む食べ物は「チーズ」「赤ワイン」「チョコレート」などです。このチラミンは偏頭痛を促進する作用があるとされていますので、気になる方は避けるようにすると良いでしょう。

 

5.偏頭痛の対処は自分の症状・特徴に合わせて行う

このように、性別や状況に応じて偏頭痛の発症原因が異なります偏頭痛を感じたら、まずは自分の生活スタイルを見直して原因が潜んでいないか確認しましょう。

慢性化すると中々治すのが難しい偏頭痛ですが、初期段階から適切な対処を行うことによって症状が緩和されやすくなることもあります。自身での原因究明が難しい場合は医師へ相談すると、頭痛ダイアリーなどといった日記形式の症状記録用紙をもらうことができます。

自身で長く耐えようとせずに、早めに医療機関へ受診することをおすすめします。

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