眼精疲労はおでこの凝りにも影響する?おでこに関係する眼精疲労症状について解説!

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一日中スマートフォンやPCとにらめっこ。もうブルーライトの画面をじっと見たくない、でも仕事で使うからやむを得ない…という方も多いのではないでしょうか。適度に休憩し目を休めたり温めてあげることで疲れをとり、また新たな明日を迎えるきっかけにもなります。目を温めることはもっとも身近なリフレッシュ方法といえるのではないでしょうか。実際、目の周りを温めたりするグッズなどはドラッグストアでもたくさん販売されていますし、毎日ケアのためのアイマスクをして寝る、なんて方もいますよね。けれども、スマートフォン、PCなどの機器をずっと触らないわけにもいかないし、なかなか日々の疲れが目にたまってきてとれた気がしないなあ、なんてお思いの方も多いはず。グッズも気休め程度だから、ちゃんと疲れが取れた気がしないと思うこともありますよね。

そう、眼精疲労がなければ「もっと効率よく仕事ができたのに」「もっと楽しく読書に没頭できたのに…」という想い、これは誰しもが持っているのです。この記事を読まれている方もきっとそうではないでしょうか。

そこで、目だけでなく、おでこにも焦点を当てて、眼精疲労に対処していく方法もあるということについてお話します。なぜ眼の疲れがおでこに関係あるのかと疑問に思うかもしれませんが、おでこには目や他の場所を動かす筋肉があります。そのおでこのあたりの前頭筋をマッサージすることで眼精疲労がやわらぐ場合もあるといわれているのです。このマッサージややり方は、知る人ぞ知る実践方法ですし、眼精疲労の根本的な痛みにもすごく有効な方法です。おでこだけでなく睡眠や全身のリラックスにも繋がりますので、日々の眼精疲労の悩みにだけでなく、頭痛肩こりなどの痛みにもう悩まなくていい生活がきっと実現できます。

ここでは、「おでこに関する眼精疲労」についてご説明いたします。読み終えればきっと、おでこのケアに対して考え方が変わるはずです。

 

1.眼精疲労について

皆さんは眼精疲労について、正確な定義をご存知でしょうか。眼精疲労とは、「目が疲れる」「目が重い」「目が痛い」といった症状が中々治らず、頑固に長く続くというものです。一方、目薬や治療ですぐに治る一過性の同じような症状は「疲れ目」という分類になります。

【1-1.眼精疲労の種類】

眼精疲労にはその原因ごとに種類があります。その原因は下記のとおりです。

  1. 目の疾患が原因の眼精疲労
  2. 周囲の環境が原因の眼精疲労
  3. 目以外の体の不調が原因の眼精疲労

まず目の疾患が原因の場合は、近視遠視乱視老眼などの一般的な症状から緑内障白内障といった障害がある場合も、眼精疲労の原因となります。いずれも見え方に問題があるので、目の筋肉が必要以上に疲れ凝るため眼精疲労になりやすくなるのです。

次に周囲の環境が原因の場合ですが、これはスマホパソコンの見過ぎなどが主な例として挙げられます。

最後に、目以外の体調不良も眼精疲労の原因となる場合があります。目の神経は様々な器官と連動しています。そのため、風邪で熱が出て目がしょぼしょぼするといった症状もこの原因にあたるのです。その他にも高血圧虫歯貧血なども眼精疲労を引き起こしやすくする要因の1つと言えます。

【1-2.眼精疲労の症状】

では眼精疲労の症状とは何か、ということについてですが、単純に目の疲れだけには留まりません。もちろん、かすみ目疲れ目目のしょぼしょぼした感覚は全て眼精疲労の症状に該当します。その他にも、めまい頭痛吐き気肩こり倦怠感なども実は眼精疲労の症状の1つなのです。また、目の痛み充血瞼が重いまぶしい涙が出るといった症状も眼精疲労症状に該当します。

【1-3.眼精疲労への対処法】

眼精疲労の処方法として一番効果的なのはしっかりと目を休めてあげることです。もし、目以外の体調不良が原因の眼精疲労の場合は体の不調全体を治療する必要があります。目の疾患が原因の場合にはそこに対する専門的な治療ももちろん必要です。環境要因の眼精疲労の場合は、仕事などでやむを得ずパソコンを見続けている場合が多く、休憩も取りづらいケースがあります。そういった際には、デスクに座ったままでも構わないのでパソコンから目を離し遠くを見る時間を適宜とるといった対処法が効果的です。また家でまぶたの上に蒸しタオルを乗せるなど温めて血行を良くし、固まった目周辺の筋肉をほぐすことも効果的です。

 

2. 眼精疲労はおでこにもダメージを与える

眼精疲労がおでこに負担をかけるというと、あまりイメージがわかないかもしれません。ですがおでこに手を当てたまま目を大きく見開いてみて下さい。目の動きと共におでこが動くのが分かるかと思います。このように目の動きとおでこの動きは密接に関係しているのです。

【2-1.おでこにある前頭筋】

目をはたらかせるときに同時に動くおでこの筋肉を「前頭筋」と言います。この筋肉は、目の上部に位置し、目を見開いたり閉じたりする動作を補助している筋肉です。少数ではありますが、眼精疲労を感じた時におでこの痛みおでこの凝りを感じるという方もいます。

【2-2.前頭筋の働き】

目の上にある前頭筋の働きは、主に4つ挙げることが出来ます。1つは先ほどご説明した「目を見開く機能」です。つづいて、眉毛を上へ上げる動作もこの前頭筋が関わっています。3つめは額にしわを寄せる機能です。4つめは聞き慣れない言葉かもしれませんが帽状腱膜を前方へ引っ張る機能があります。

まとめると、前頭筋の働きは収縮したり伸びたりすることによっておでこ周辺を動かすことです。ちなみに帽状腱膜という組織は頭皮を包んでいる膜です。これが一定の強さで常に引っ張られていることで、頭皮にハリが出るとされています。

【2-3.目を動かすその他の筋肉】

目を動かす筋肉は、もちろん前頭筋のみではありません。目の内側に存在する内眼筋と、目の外側に存在する外眼筋の2種類があります。内眼筋は、「毛様体」と「虹彩」といった目のピントやレンズの調節を行う筋肉のことを指します。一方外眼筋目を動かす時の運動に使用し、向きたい方向に応じて様々な筋肉が働きます。そのため目を横に向けたり動かす時にはそれぞれの筋肉全てがバランスを取り合って機能しているのです。一方向をずっと見ていると、一部の外眼筋のみが凝り、内眼筋も疲弊してしまいます。

3.これらの症状が出たら前頭筋疲労のサイン!

前頭筋も筋肉の一種なので、当然使いすぎることによって疲労が溜まります。これを前頭筋疲労と言います。前頭筋疲労を放置することによって回復が追い付かず、おでこから眼精疲労が悪化していってしまいます。そういったことが無いよう、早めに眼精疲労のサインを見抜いて悪化する前に対処しましょう。

【3-1.まぶたが重く感じる】

まぶたが重く感じるのも前頭筋疲労の一種です。一見目そのものの疲れのように感じますが、実はおでこがまぶたを引っ張り上げることに疲弊してしまっている状態である場合もあるのです。特にまぶたが重すぎて、常時目を閉じているほうが楽といった場合や、目を開けているのが難しいという状態はかなり重度であるといえます。

【3-2.目がしっかり開いていない感覚】

目のしょぼしょぼ感とも繋がりますが、目が十分に開いていない感覚も前頭筋疲労の場合があります。先ほどと同様、前頭筋は疲れてしまうと目や眉毛の筋肉を十分に引っ張り上げられなくなります。

【3-3.頭がしめつけられるような頭痛】

前頭筋疲労では頭がしめつけられるような感覚が起こる場合もあります。これは前頭筋帽状腱膜のハリに作用していることと関係しています。常に顔をしかめるように一点に集中しているような状態は、前頭筋が非常に引っ張られます。これにより帽状腱膜も突っ張るので、頭全体がしめつけられるような痛みを伴う場合があります。

【3-4.目の周辺やおでこ周りのモヤモヤ】

目の周りやおでこにかけてモヤモヤ感が続くというのも前頭筋疲労の症状です。なんとなくおでこ周辺がスッキリしないといった場合は注意しましょう。

【3-5.おでこを指で引き上げると目がよく開く】

この症状は前頭筋の筋疲労により十分に目が開かなくなるケースと併発する場合があります。自分の指で目の上を引き上げると、非常に視界がクリアになる感覚があれば、それは前頭筋疲労かもしれません。

 

4. 前頭筋のトレーニング

前頭筋は、トレーニングすることにより強化することができます。おでこのトレーニングというと何だか不思議な感じですが、眼精疲労が前頭筋の疲れからきている方にとっては非常に効果があるとされています。また、前頭筋のトレーニングは主に前頭筋を積極的に動かすという簡単なものですが、効果は眼精疲労を予防解消するだけではないのです。

つづいて前頭筋トレーニングによって得られるさまざまな効果についてご紹介します。

【4-1.おでこのシワ予防・解消】

前頭筋トレーニングは額のシワにも効果的です。額のシワは、筋肉が収縮するときに出来るものですが、それがそのまま凝り固まり、表面の皮がたるんでしまうことによって発生します。前頭筋トレーニングを行うことによって、柔軟なおでこのハリを取り戻すことができ、シワの予防解消にもつながるのです。

【4-2.おでこのたるみ予防】

先ほどと同様のメカニズムで、額のたるみも前頭筋トレーニングで予防できます。また、既にたるみが気になる方にも非常に効果的ですのでおススメです。

【4-3.頭皮の柔軟性を高める】

頭皮の柔軟性を高めるとどんな良いことがあるのかというと、頭皮にハリが出ることによって血行が促進されます。そして頭皮が若々しい組織に生まれ変わります。このことにより、白髪薄毛などにも効果が出るとされています。

5.前頭筋のマッサージ・ツボ

前頭筋には、凝りをほぐすためのマッサージツボ押しも非常に効果的であるとされています。前頭筋のこりやつっぱりが解消されることによって、眼精疲労の症状も軽減すると言われています。

最後に、眼精疲労の方におススメの前頭筋マッサージをいくつかご紹介します。

【5-1.頭全体のマッサージ】

頭全体のマッサージは、前頭筋をはじめとする頭の凝りにかかわる筋肉を順番にマッサージしていく方法です。マッサージの順番としては下記のとおりです。

  1. 側頭部
  2. 髪の生え際
  3. 後頭部
  4. 頭頂部

これらを、指の腹で上方向に押し上げるような感覚でマッサージしましょう。ですが、やりすぎは禁物で、気持ちいいと感じる程度にすることがポイントです。また、頭の痛いときには行うのを控えましょう。

【5-2.左右のおでこマッサージ】

左右のおでこを片方ずつほぐすマッサージです。片方の眉毛の始点と終点の上あたりに、手を当てます(両手)。その位置を起点として、3本の指でおでこを左右に動かします。これにより中の前頭筋がほぐれます。このマッサージは左右10回ずつ程度が目安です。

【5-3.額に手を当てる簡単マッサージ】

まずおでこを覆うように片手を額に当てましょう。その状態のまま、目をぎゅっと3秒間閉じます。そして次に目を上に向け、ぱっと大きく開きます。これらの動きで、一緒におでこの表面も動いていることが分かればOKです。これを1日に5回程度繰り返すことで前頭筋の凝り解消にもなりますし、前頭筋トレーニングにもなります。

【5-4.眉間のツボ押しマッサージ】

こちらは前頭筋とは少々異なりますが、左右の眉毛の中心に当たる部分を押すマッサージです。眉毛の中心にあたる眉間は、「印堂」とよばれるツボです。このツボは背骨に繋がる督脈という神経と関わっています。そのため、印堂を押すことで周辺から背中までの血行が活性化されコリがほぐれます。そしてさらにこの印堂を押すことによりリラックス効果も期待できるとされています。

 

6.おでこの前頭筋をケアすることで眼精疲労にも効果的!

おでこにある前頭筋が眼精疲労に大きく関わっていることについてご説明しました。

顔には多くの筋肉が複雑に機能しあって、私たちの表情や動きを形作っています。そのため、目の疲れは目の筋肉単体でなく、他の部位にも影響しやすいと言えます。

もし眼精疲労を感じている方がいれば、この記事を参考におでこのケアも行ってみて下さい。

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