あなたの疲れ目はVDT症候群かも?パソコン由来の疲れ目対策を徹底解説します!

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SNSやネットサーフィン、ゲーム、ショッピングなど、今やパソコン一台あるだけで何でもできる時代。皆さんの中にも普段仕事や趣味などでパソコンをよく使われる方は多いのではないでしょうか。しかしずっと同じ画面を見続けていたらだんだんと目がショボショボしてきたり、疲れてきますよね。パソコンを使われる方はそういう目に関するお悩みの経験が少なからずあると思います。パソコンは今やなくてはならないほど便利な電子機器ではありますが、目を酷使することによって病気になることがあるということ、ご存知でしょうか?目は一生付き合っていく大事なものですので、できるだけトラブルなく過ごしたいですよね。

今回は、パソコンなどの画面を見続けているとなってしまう可能性のあるVDT症候群についてお話していきます。VDT症候群というものはあまり知られていないのではないでしょうか。現代では電子機器などの画面を見続けている時間増えている傾向にあり、便利な一方で知らず知らずのうちに目に負担をかけています。VDT症候群は単なる疲れ目と捉えている方も多いのですが、慢性化すると精神的なイライラや不安などの症状が出ることもあります。そうなる前に早期の対策が必要な病気なのです。この記事をお読みになることできっとご自分の目の負担やリスクなど今一度考えなおすきっかけとなるはずです。

ここではVDT症候群のお話と、それに対する疲れ目対策を詳しくご紹介していきます。自覚のない方も、早期対策がカギとなります。自分には当てはまらないと思わず、是非最後までご覧ください!

 

1.VDT症候群とは

VDT症候群とは、パソコンなど電子機器を長時間利用することによって目や体に症状が現れる病気です。単なる疲れ目と考えて自覚のない方も多いのですが、年々このVDT症候群と診断される方は増加傾向にあります。ここからはそんなVDT症候群がどんな病気なのか、その特徴をご紹介していきます。

【1-1.目の症状】

VDT症候群の症状は、疲れ目の症状と言われるものとほぼ同じです。かすみ目や視界のかすみ目の疲れや倦怠感目のかゆみや痛みなどです。人によっては目の充血や乾燥などを伴う方もいます。VDT症候群になると何となく目の見え方に違和感を覚え、その症状が進行すると視力が低下するという特徴もあります。また、一朝一夕で治る症状ではなく、しっかりと目を休めてもなかなか治りにくいのが特徴でもあります。

【1-2.体の症状】

VDT症候群の症状は目だけでなく、体に出る場合もあります。一般的には、首・肩の上半身のこりや痛みなどが挙げられます。これもまた長時間のパソコン作業による肩こりとして認識されがちで、なかなかこの症状で病院に行く方は少ない傾向にあります。ですがこうした症状が悪化していくと腕の痛み、手指のしびれ、背中の痛みなどに症状が発展していくのが特徴です。ただの肩こりで手がしびれたり腕が痛んだりすることは、非常にまれです。

【1-3.心の症状】

VDT症候群が慢性化すると、精神的な症状が出る場合もあります。具体的には、不安傾向になるという症状や、イライラ、などです。ひどくなると抑うつ状態にまでなってしまうと言われています。原因は慢性的な目や体の不快感によるものや、目の視力が落ちたことによる不安感など様々なものが考えられます。体の不調は精神にも大きく影響するのです。全員がこのような症状が出るわけではありませんが、こうした症状に発展させないためにもVDT症候群は早期の対策が重要です。

 

2.パソコン使用環境への対策

VDT症候群の予防と対策を行うには、まずパソコンをはじめとする電子機器の使用環境を整えることが大切です。ここからは、パソコン環境に対する簡単なVDT症候群対策をご紹介していきます。

【2-1.ディスプレイについて】

なんといっても疲れ目の原因となるのは、パソコンのディスプレイです。パソコンのディスプレイから出ているブルーライトという光は目に非常に大きな負担をかける光です。また、それを近くで見れば見るほど疲れ目の発症リスクは高まります。目にとって至近距離でまぶしいものを見るという行為は、非常に大きい負担です。また、パソコンなどの画面特有のちらつきなども目を疲れさせる原因の一つになります。これをなくすためにも、まずはパソコンの周辺環境を見直しましょう。

【2-2.明るさ設定を見直す】

まずは画面の明るさを見直しましょう。画面から出ているブルーライトそのものの放出量を減らすことが出来ます。それだけでなく、明るいものを見るときに目に入る光を抑制する役割を持つ筋肉の負担も減らすことが出来ます。ただし、暗すぎはNGです。暗くて見えにくい画面にすると、かえって画面と目の距離が無意識に縮まってしまいブルーライトの影響を受けやすくなってしまいます。パソコンによっては、昼と夜で画面ライトの種類を変えてくれるものもあります。ご自身のパソコンで丁度よい明るさを見つけて設定してみましょう。

【2-3.ブルーライトを抑える】

ブルーライトそのものを抑えるという方法もあります。パソコンによっては、画面から出るブルーライト量を抑えてくれる機能があるものもあります。パソコン作業が長い人は特にこうした設定を有効活用することをおすすめします。また、そういった設定がない場合でも、ブルーライトをカットしてくれる画面保護フィルムが市販されています。ブルーライト量を約3割程度カットするだけでも目の負担は格段に減るとされています。見え方との兼ね合いでもありますが、見えにくくならない程度にブルーライトカットを心がけましょう。

【2-4.反射を抑える】

普段気にかけることは少ないですが、実は部屋の中の照明がパソコンの画面に反射して目へ負担をかけている場合があります。このような場合には、部屋の照明を少々落とすことによって反射光も軽減することが出来ます。ただし真っ暗な部屋の中でのパソコン作業は目にとって明るさのギャップが大きな負担となります。そのため、部屋の明るさが段階的に調節できない場合はカーテンを閉めて自然光をシャットアウトするなどして調節しましょう。

【2-5.チラつきを少なくする】

パソコンの画面や表示される文字がちらついて見える方は、「チラつき軽減設定」を利用しましょう。この設定はあるパソコンとないパソコンがありますが、ご自身のパソコンにそういった設定がある場合は有効活用しましょう。目は基本的に見ようとしているものがぶれていると、目の筋肉を酷使してピントを合わせようとします。この作業を長時間続けると、疲れ目や頭痛のもとになるのです。そのため、画面のちらつきを感じていない方でもこの設定を活用することで疲れ目予防になります。

3.パソコンを見る時の対策

ここまでパソコンへの工夫で出来る疲れ目対策をご紹介してきました。続いてはパソコンを見る時に、自分の工夫で出来る対策をご紹介していきます!

【3-1.姿勢をよくする】

パソコン使用時に一番気を付けるべきことは、姿勢を良くすることです。猫背になりがちな人が非常に多いですが、猫背は画面との距離が近くなるほか、頭が前に突き出るので首の負担も大きくなります。さらに背中が張り、腹筋が落ちるなどいいことがありません。理想的な姿勢は、おしりを背もたれに付け、背中は背もたれから離す姿勢です。画面との理想的な距離は約40cm。そして顎は引き、頭が前に突き出ないように意識します。集中するとこの姿勢を維持するのが難しくなりますが、何度も意識して習慣づけるとよいでしょう。

【3-2.定期的にパソコンから目を離す】

姿勢を正したら次に意識すべきことは、連続して作業を続けないことです。とにかく20~30分ごとには必ずパソコンから目を離す時間を作りましょう。常にブルーライトにさらされながら至近距離のものを見続けると、目は毛様体筋という特定の筋肉だけを酷使します。その状態を長く続けていると、毛様体筋をはじめとする目の周辺筋肉が凝り固まり、疲れ目につながるのです。パソコンから目を離したら遠くを見つめることをおすすめします。近くを見る時に使う目の筋肉と、遠くを見る時の目の筋肉は異なります。特定の筋肉だけ凝ってしまわないように、まんべんなく目の筋肉を動かして凝りをほぐすのです。

【3-3.意識的に瞬きを行う】

瞬きを意識的に行うのもおすすめです。長時間集中して画面を見ていると、人間は自然とまばたきの回数が減ってしまうという特性があります。そのため、集中すればするほど瞬きの回数が減り、ドライアイなどを起こしやすくなるのです。瞬きでなくても、目を閉じて3秒ほどキープするだけでも涙がまんべんなく行き渡ります。目を潤わせることは目の表面を保護することにもつながりますので、是非意識的に実践してみて下さい。

【3-4.定期的にストレッチを行う】

パソコンでの作業を長く続けていると、目だけでなく首や肩の筋肉も凝ってしまいます。特に頭への血液を送る通り道である首がこってしまうと、目の血流も悪くなってしまうのです。目の血流が悪化すると、新鮮な血液が目に届きにくくなり、負担のかかった目の回復が遅れます。そうなると疲れ目はどんどん悪循環に陥ってしまいます。そうなる前に、首を前後左右に動かしたり、肩をぐるぐると回すストレッチを行うことが重要です。時々椅子から立ち上がって全身を動かすのもこりをほぐすことや血行促進には非常に効果的です。

【3-5.ブルーライトカット眼鏡をかける】

オーソドックスなやり方ではありますが、ブルーライトカット眼鏡をかけるというのも非常におすすめです。今では安いものは度なしで数千円~購入することができます。レンズに少々色のついているものもありますが、色なしで普通の眼鏡と見た目の変わらないものもあります。ブルーライトカット眼鏡をすると、当然ながら画面から発せられるブルーライト一定の割合でカットされます。これにより、さらに目の負担を軽減することが出来るので、結果的に長時間画面を見ていても疲れない目を維持することが出来るのです。

4.長時間のパソコンはドライアイにもなりやすい

また、VDT症候群とともにドライアイを併発してしまう方も少なくありません。ドライアイになると涙の分泌量が減るので目の表面の異物を排除しにくくなります。そうなると目が傷つきやすくなり、炎症や充血のもととなるのです。このドライアイ対策も、事前に行っておくことで目にとって快適な環境をつくることができます。

【4-1.湿度を保つ】

部屋が乾燥している方は、まず加湿器などを使って湿度を保ちましょう。部屋が乾燥しているだけでもドライアイのリスクは大きく上がります。また、エアコンのそばで作業している方極力風下を避けて作業することをおすすめします。どうしてもという場合には、デスクにおけるタイプの小さな加湿器や、濡れタオルを室内に干しておくなどといった対策である程度改善することが出来ます。また、部屋の空気は新鮮できれいなほうが目には望ましいので、たばこを吸う場合などには適宜換気を心がけましょう。

【4-2.ドライアイに適した目薬を使う】

ドライアイの方は目薬を使って目に潤いを与えるのもおすすめです。ですが市販されている目薬を購入する場合には、ドライアイの人にも使えるとしっかり記載されているものを選びましょう。さらに、目薬は極力低刺激、防腐剤不使用といったものを選ぶのが良いでしょう。ドライアイの方は目の炎症が起きやすいため、清涼感が非常に強い目薬は適しません。また、防腐剤も目に残った際に涙が不足し、目の表面に残って炎症のもととなる可能性があります。

【4-3.コンタクトと眼鏡の使い分け】

ドライアイを感じた時には、極力コンタクトは避けましょう。というのも、ドライアイの時には目とコンタクトの間にある涙が少ないため、レンズが眼球を傷つけてしまうリスクがあります。脱着の際もその恐れがありますので、極力コンタクトは避けるのが賢明です。もしどうしてもつけなくてはいけない場合は、眼鏡とコンタクトを時間で使い分けるなどしましょう。

 

5.VDT症候群にならないために、パソコン環境と使い方を見直しましょう!

VDT症候群自分で早期に発見することが非常に難しい病です。ましてやオフィスワーカーの3人に1人が疲れ目だと言われている現代において、危機感を持つのもなかなか難しい症状でしょう。

ですが目は私たちの生活においてなくてはならない部位です。しかもいったん損なった視力はもう戻ることがありません。

そんな事態を避けるためにも、出来る限り目は大切に、様々な対策をしていくことをおすすめします。

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