偏頭痛の予防と治療は?偏頭痛の発症を減らす生活のコツを伝授します!

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何気なく過ごしている日常に、急にズキっ頭の一部だけ痛くなった経験、ありませんか?特に疲れているわけでもないし心当たりがないのに…とそのとき疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。頭痛は目に見えないですが、直に感じる痛みであり一度痛くなったらなかなか元に戻らなかったりすることがあると思います。いつ来るかもわからない頭や身体の痛みに悩まされずに、快適に日常生活を過ごしたいですよね。頭痛の中でも頭の片側が痛くなったり、吐き気や嘔吐を伴うこともある頭痛を特に「偏頭痛」とよび、今女性を中心に悩んでいる人が増えているのです。その原因として、体質的な問題もあればストレスや天候、生活習慣によるその時の体調など様々な理由が関係してくる場合があります。偏頭痛の症状は様々で、人によっては非常に辛い場合もありますが完全に発症を抑えるのは非常に難しいとされています。しかし、できるだけ症状を予防し、偏頭痛が発生したとしてもその痛みを少しでも和らげることができたら尚良いですよね。

そこで、今回は偏頭痛の治療方法についてご説明していきます。体質的なものとも関係してきますので完全に痛みを無くすということは難しいかもしれませんが、ご自分の偏頭痛と向き合い上手に付き合っていくことによって、その頻度や程度を抑える治療をしていくことは可能です。食事や衣服を気にするだけでなく、生活習慣を正しできるだけストレスを貯めない生活を意識することで、そのリスクは少なからず減少するということもわかっています。

ここではそんな偏頭痛の治療について詳しくご説明していきたいと思います。ご自分の偏頭痛の特徴を知っておくための方法から痛みを軽減するための偏頭痛予防法、いざ偏頭痛になったときの治療法までお話しますので、これからの偏頭痛の予防や対処法に役立つはずです!

 

1.偏頭痛について

まず、偏頭痛とはどういった頭痛なのか簡単にご紹介していきます。

【1-1.偏頭痛の現状】

頭痛そのものは、日本人の3人に1人が頭痛持ちと言われるほどメジャーな病気です。頭痛にも様々な種類がありますが、今回取り上げる偏頭痛は特に女性に多いとされています。また、偏頭痛は症状が軽度のものから重度のものまで多岐に渡ることが特徴でもあります。そのため偏頭痛を感じている約8割の人が「多かれ少なかれ日常生活に支障を来たしている」との回答をしているというデータもあります。

【1-2.偏頭痛の種類】

偏頭痛には、症状の前兆があるものとないものがあります。多くの場合は前兆なく突然痛みがあらわれるとされています。一方で前兆がある偏頭痛は全体の約2~3割程度と言われています。その前兆症状は以下のようなものです。

  • 片耳の耳鳴りが激しくなる
  • 些細な音が大きく響くように聞こえる
  • かすかな匂いにも敏感になる
  • 目の前で光が点滅しているように見える

これらの症状は偏頭痛が起きてからも続く場合があり、ひどい場合ですとこういった症状によって日常生活に支障を来たします。特に匂いに敏感になってしまう場合はそれによってむかつきや吐き気をもよおす場合があります。

 

2.偏頭痛の治療を受けるための頭痛ダイアリー

偏頭痛の発症は様々な原因が考えられますが、日々の症状や日時を記録しておくことでその関連性や原因を探ることができます。原因が分かれば、偏頭痛の予測もある程度可能になるので、偏頭痛の記録は取っておくことをおすすめします。病院偏頭痛ダイアリーとよばれる日誌をもらうケースもあるので、そういった場合は有効活用していきましょう。ここからはそんな偏頭痛の記録に何を記載すればよいのか、紹介していきます。

【2-1.痛みが出た日時を記録】

まず重要なのは偏頭痛が出た日時です。何月何日の何時ごろ~何時ごろまでというのを極力詳しく記載しておきましょう。より詳しく記載できる場合は、その日どこにいたか、また天気はどうだったかなどといったことも併せて書いておくと後で振り返りやすいのでおすすめです。天気が崩れた時に頻発しているのか、家にいる時間帯に多く発症しているのかなどが分かれば、原因が絞られてきます。

【2-2.痛みの種類や波を記録】

どのような痛みかを記録することも重要です。自分では偏頭痛だと思い込んでいても、実は違う種類の頭痛であるという場合も大いにあります。頭痛は非常に見極めが難しく、また痛みがでている時にはそこまで冷静に痛みを分析は出来ません。そのため、頭痛ダイアリーを後に医師に見せて判断を仰ぐためにも、どのような頭痛だったかを記すのは重要です。例えば、「ズキズキとした痛み、波がある2時間ほど継続」などといったように書いて見ましょう。他にも痛みに特徴があれば自分の言葉で極力詳しく記録するよいです。

【2-3.痛みに伴うその他の症状を記録】

もし痛みの他にもなにか症状が出ている場合は、それも重要な手掛かりとなります。例えば、気持ち悪さやめまい・視界がチカチカするなどといった、頭以外で起きている症状の記録も重要なのです。というのも、例えば頭痛と同時に手足のしびれなどがある場合は単なる偏頭痛ではなく脳出血などといった重病の可能性もあります。このように頭痛に伴う症状が、頭痛の原因解明につながることもあるので詳しく書いておきましょう。

【2-4.女性の場合は月経の日を記録】

偏頭痛は比較的女性に多い頭痛とも言われており、その原因の一つが月経による女性ホルモンの変化とされています。ですが逆に月経によって偏頭痛が起きているのであれば、その周期によって頭痛も法則性をもって発症していると言えます。月経は関係ないという場合もありますが、念のため女性は頭痛のダイアリーに月経周期も記録しておくこともおすすめします。

3.偏頭痛の予防法

それではここから本題の、偏頭痛の発症頻度を下げるための予防方法についてご紹介していきます。これらを意識した生活を送ることによって、偏頭痛が軽減されたり頻度が減るという報告があります。

【3-1.偏頭痛になりにくい食生活】

偏頭痛は特定の栄養成分によって予防効果があるとされています。それはビタミンB2とマグネシウムです。ビタミンB2を多く含む食べ物はレバー・豚肉・納豆・乳製品といったものが挙げられます。一方マグネシウムを多く含む食品は、大豆・玄米・ごま・昆布など穀物や海藻類などの植物性食品が多く挙げられます。上記のような食材を積極的に摂取することによって、偏頭痛の予防効果が期待できます。ですがそれだけ摂取すればいいというわけではなく、あくまでバランスの取れた食生活にプラスして摂取することが理想的です。また、サプリメントで摂取する方は用法用量を守り、過剰摂取に注意することが必要です。

【3-2.気温や気圧・天気への対策】

偏頭痛の原因の一つとして、急激な気温・気圧・天気の変化があります。季節の変わり目で偏頭痛を発症する人が増えるのはこうした理由があるからです。気温や気圧によって偏頭痛が起きてしまう人は、その季節に応じた服装や寒暖対策を取ることが偏頭痛予防に繋がります。しっかり天気予報を確認して予報に合った服装を心がけることをはじめ、寒暖差が大きい日に外出予定がある場合は脱ぎ着して温度調節できるような服装を選択するなど。ただし服装による不快感は、感覚が敏感な人にとって偏頭痛の引き金にもなりかねませんので、服選びにも注意が必要です。また、晴れ晴れとした直射日光の光に弱く偏頭痛の原因となる方の場合はサングラスなどで対応することをおすすめします。

【3-3.規則正しい生活】

偏頭痛以外の体調管理にも欠かせないのが規則正しい生活です。生活リズムが乱れてしまうと、偏頭痛の発症率も上がってしまいます。特に睡眠不足は偏頭痛の大敵で、偏頭痛に悩まされている人ほど睡眠をしっかり取ることが重要です。就寝時間や起床時間も、極力日々のリズムを整えておくといいでしょう。もちろん週末の寝だめや、起床時間が遅くなるなどといった生活の乱れはNGです。また、アルコールや煙草なども偏頭痛を助長します。日常的に多く摂取している自覚がある方は少し控えて様子を見ましょう

【3-4.湯船でリラックス】

普段の生活から首まで湯船につかってリラックスする習慣をつけるのも一つの偏頭痛予防になります。温度は個人的な好みにもよりますが、熱すぎず少しぬるいと感じるくらいのお湯にゆっくりと浸かるのが効果的です。ぬるま湯には精神にリラックスをもたらす効果があるとされており、ストレスの解消にも繋がります。また、血行促進も期待できるので身体的な健康にも一役買ってくれるのです。ただし偏頭痛が起きそうな時、もしくは起きている時湯船に入ると余計に症状を悪化させてしまうので、そんな時にはシャワーだけで済ませましょう。

【3-5.適度な運動】

偏頭痛が起きたら安静にするというのはもちろんですが、普段の生活では適度な運動をすることによって偏頭痛予防になります。運動をすることによって血行も代謝もアップし身体的な健康が得られるほか、気分もリフレッシュさせられる効果があります。日々運動不足で、かつストレスを抱えているという自覚のある方は特に運動を心がけることによって心身ともに健康になることが出来ます。こうした日々のストレス解消効果によって、偏頭痛の発生頻度が下がるとされています。

4.偏頭痛が起きた時の治療

それでは続いて、偏頭痛が起きてしまったときの対処・治療方法についてご紹介していきます。医師からの治療薬を処方されている方はそれを飲んで安静にしていることが一番ですが、ここではそれ以外に自宅で出来る対処についてご紹介していきたいと思います。

【4-1.体を動かさない】

偏頭痛が出た時、それを極力早くおさめるには絶対安静に限ります。偏頭痛の発症のメカニズムは、多くがなんらかの原因によって頭の血管が拡張してしまうということによります。そのため無理に体を動かしたりすると、かえって血管が開いてしまい痛みが長引いてしまう結果になるのです。そのため、偏頭痛を感じたら出来るだけ動かずに横になってじっとしているのが一番です。横になれない、もしくは外出中に起きてしまった場合はその場でしばらくじっとしているのもいいでしょう。

【4-2.患部を冷やす】

頭の血管が開くことによって起きる偏頭痛は、裏を返せば血管が収縮すると症状が治まるということです。血管を縮める一番手っ取り早い方法は、冷やすことです。偏頭痛の場合は頭の一部だけが痛む場合が多いので、その患部をピンポイントで冷やすことで症状が緩和されます。簡単なのは保冷材にタオルを巻いたものや、氷嚢を当てる方法です。時間は5~15分を目安に行いましょう。また、患部以外の場所を冷やしてしまうその部位の血管が収縮してしまい別の頭痛の原因にもなるのであくまで患部だけを冷やすようにすることがポイントです。

【4-3.五感に刺激を与えない】

先ほど偏頭痛の症状としてご紹介した光や音・においに敏感になってしまうというものですが、これを抑えるには刺激のない環境で安静にすることです。つまり光・音・匂いのない場所が効果的ということです。一番は自宅の部屋を暗くした状態で横になるのが理想的です。外の場合、煙草や排気ガスの匂いがする場所からは極力遠ざかり、ザワザワしていない建物の中に避難して休憩するのがよいでしょう。

【4-4.少量のカフェインを摂取】

コップ一杯程度のカフェインを含む飲み物は、一時的に偏頭痛の症状を和らげることが分かっています。例えばコーヒー・紅茶・日本茶などが挙げられます。もし偏頭痛が起きた時に飲み物を飲む余裕があれば、少量飲んでその効果を上手に使うのも手です。ただし、飲みすぎには注意が必要です。カフェインを日常的に多く摂取している人は偏頭痛の傾向が高いといった研究結果もあるので、あくまで症状が出た時の応急処置として使用することをおすすめします。

 

5.偏頭痛は上手に付き合っていく治療が必要

偏頭痛は、体質的な原因なども多いため処方された治療薬を使っても中々完治しないことが多い病です。ですが、今回ご紹介したような方法を使って発症の法則性を見つけたり、日々の生活の中で偏頭痛予防をしたり、いざ偏頭痛が起きたらすぐに正しい対処をすることによって、その辛さは最小限に抑えることが出来ます。

また、当然偏頭痛が慢性的に起きている人に関しては医師と相談しながら治療をすすめていくことが必要であり、全てを自身で治療しようとする必要はありません市販薬で症状が治まる場合もありますが、続いてしまう場合は医療機関へ早めのご相談をおすすめします。

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