眼精疲労とブルーライトの関係について徹底解説!オススメのブルーライト対策もご紹介します

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夜寝る前にスマートフォンで通知を確認したり、PCで翌日の仕事の準備をしたり…みなさんも、何度か経験があることではないでしょうか。このような便利なIT機器が普及してから、最近よく「ブルーライト」というワードを聞くようになりました。しかし、ブルーライトが「目によくない」ということは知っていても、人体にどのような影響があるのか詳しくはよく知らない…という方も多いはず。最近はブルーライトカットのメガネや、スマートフォンのブルーライトカットの保護シートなど、身近に様々な便利グッズが販売されていますが、その必要性がいまいち分からない、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。これを読んでいるあなたもきっとそうですよね?

そこで、今回はブルーライトと実は関係する眼精疲労について詳しく說明していきます。あなたは日常生活で目の疲れに悩んでいませんか?その原因は実はブルーライトかも。もっとも身近といってもよいブルーライトの影響を知って予防や対策を行えば、目への負担もきっと軽くなるはず。今からでも全然遅くはありません。

この記事では、眼精疲労とブルーライトの関係についてご説明します。きっとあなたもブルーライトへの考え方が変わるはずです。

 

1.眼精疲労について

まずは眼精疲労についてご説明していきます。眼精疲労は現代人にかなりの割合で起きている慢性的な目の病気とされており、その発症の容易さから治療は軽視されがちです。ですが放置するとあらゆる疾患を併発することもあるので、あらかじめ眼精疲労の正しい知識を持って早期に対処できるようにしましょう。

【1-1.疲れ目と眼精疲労の違い】

多くの人が勘違いしているのが疲れ目と眼精疲労の混同です。疲れ目と同じような意味で眼精疲労という言葉が使われがちですが、実は疲れ目と眼精疲労には大きな差があります。

疲れ目は目を休め、目薬をさすなどの処置をすればすぐに治る一時的な目の疲れです。一方で眼精疲労の症状は「慢性的なもの」であるという定義があります。眼精疲労は疲れ目が悪化してその症状が治りにくくなってしまった状況を指すのです。そのため、眼精疲労の人は一時的な処置を行っても中々症状が改善しないという特徴があります。

【1-2.眼精疲労の症状】

眼精疲労には様々な症状があります。代表的なものは目が重い目がかすむ目が充血する目が乾燥するといったものです。ですがこれ以外にも目の周りの倦怠感や、目の痛み目のかゆみ目やになども眼精疲労の症状として挙げられます。さらに眼精疲労という名前からは想像しにくいですが、目以外に発症する症状もあるのです。例えば肩こり頭痛おでこの重みめまい吐き気といった身体的症状が、眼精疲労により発症すると言われています。

【1-3.眼精疲労の原因】

眼精疲労はあらゆる要因で引き起こされます。それはパソコンやスマホを見続けているという環境的な要因であったり老眼乱視のような調整機能の低下による要因もあります。さらには斜視といった特定の人の持つ筋肉機能が要因となって眼精疲労を引き起こすケースもあるのです。単に眼精疲労というと、集中して何か近くの物を見続けることやスマホの触りすぎなどの理由が思いつく方は多いと思いますが、実は様々な要因が重なって起こるケースの方が多いのです。

【1-4.眼精疲労のリスク】

眼精疲労は放っておくとその症状がどんどん重症化します。それだけでなく短期間で大幅に視力が低下するという症状や、ドライアイによって眼球が傷つきやすくなるなどの弊害も考えられます。眼球が傷つきやすくなることはそれだけ視力低下失明リスクも高まるということです。さらに傷ついた部分からウイルスや細菌が感染する恐れも大いにあります。また身体的な症状の出ている方であれば、めまいがひどくなり他の場所の不調を併発することもあります。しかも眼精疲労は放置期間が長いほど症状が悪化し、治りにくくなる傾向にあるのです。

このように、眼精疲労は放置すると何も良いことがありません。それどころか本来健康だったはずの他の体の部位にまで悪影響及ぼします。眼精疲労に思い当るような症状を感じたらすぐに眼科での検診を受けることをおススメします。

 

2.ブルーライトについて

続いて、眼精疲労とは関係の深い「ブルーライト」についてご紹介していきます。ブルーライトはあらゆる電子機器から発せられる光のことですが、近年その光の特性が目に悪影響を及ぼすということが注目されています。

【2-1.ブルーライトとは】

ブルーライトは波長が350nm~500nm範囲の、青い光のことを指します。これは日光といった自然光にも含まれる光です。人工的なブルーライトは主にLEDと呼ばれるライトから発せられる光としての認識が一般的でしょう。LEDは近年普及し、今や信号機や駅の電気などもほとんどがLEDライトを利用しています。さらにパソコン・スマートフォン・タブレットにも内蔵されており、液晶が明るく光るのはこのLEDを使用していることによります。

【2-2.ブルーライトの色】

ブルーライトはその名の通り「青い光」という意味ですが、実際目で見るときに青さは感じません。人間の目にはただの白い光に映ります。実際光には色があるのですが、ブルーライトは純粋に青い光を取り出して作った光、ということではありません。様々な色の光が混ざってブルーライトの光を作り出しています。色を持つ光同士が混ざると人間の目には白く見えます。絵の具などは色を混ぜると黒くなりますが、光の場合は反対に白くなるのです。

【2-3.ブルーライトの波長】

ブルーライトの波長は先ほどご紹介したように350nm~500nmの間です。イメージがつきにくいかもしれませんが、可視光線と呼ばれる目に見える光の中でブルーライトの波長は最も短いとされています。波長が短いと、光が散乱しやすくなる傾向があります。逆に光の波長が長ければ長いほど光の散乱が起きにくいのです。太陽光が夕方に赤くみえるのは、夕方は長い距離をかけて人間の目に届く間にLEDが散乱してしまうことによります。こういった理由で実際に目に届くのは赤い光のみということになります。

【2-4.ブルーライトの発生量】

ブルーライトの発生量は、製品の作り照明の設定にもよります。しかしブルーライトは、先ほどご説明した光の散乱のことを考えると距離が近ければ近いほど浴びる量も多いということになります。一般的にはブルーライトの影響は浴びる距離の二乗に反比例するといわれています。つまり、10cmの近さでスマホを見たときと、1mの距離でスマホを見たときでは100倍もの影響の差が出るのです。そのためブルーライトの影響を考えるのであれば、出来るだけ発生源から離れたところにいるのがベストでしょう。テレビのテロップなどで「よい子はテレビから離れて見ましょう」などと出るのは、ブルーライトの浴びすぎを忠告するためのものでもあるのです。

3.眼精疲労とブルーライトの関係

ブルーライトは非常に強い光であり、また目に届くまでに散乱しやすい光であることを解説しました。では、ブルーライトが目に悪いとされるのはいったいどういった理由なのか、ということについて見ていきたいと思います。

【3-1.ブルーライトで眼精疲労が起きる理由】

ブルーライトを浴びると目が悪くなると言いますが、それはなぜなのでしょうか。実はブルーライト自体が目になにか悪さをして悪影響を及ぼすということはありません。問題は人間の目とブルーライトの相性にあるのです。

【3-2.ブルーライト性眼精疲労のメカニズム】

では医学的にはどういったメカニズムで眼精疲労が起こるのかご説明していきます。ブルーライトは光が散乱しやすい性質であると先ほどご説明しました。この性質こそが眼精疲労の原因です。というのも、人間の目は常にものを見るときに毛様体筋という目の筋肉を使ってピントを合わせる作業をしています。ブルーライトは発せられている画面でものを見るとき、その光は散乱します。そのため、通常の光で物を見るときよりも像がぼやけやすいという特徴があります。これにより、毛様体筋がピントを合わせることに苦労し疲労するのが眼精疲労のメカニズムです。さらにブルーライトは強い光であるため、目が取り入れる光を減らすために瞳孔を縮める「虹彩」という筋肉を常に動かすために眼精疲労が起きるという原因も挙げられます。

 

4.眼精疲労以外のブルーライトの危険性

眼精疲労だけでなく、他にもブルーライトは体に悪影響を及ぼします。

【4-1.体の不調を引き起こす】

これは体内時計が狂ってしまうことによる睡眠不足が原因です。人間の脳では眠る3時間ほど前からメラトニンいう物質が分泌されますが、夜遅くまでブルーライトを浴び続けると脳が昼間と勘違いし、このメラトニンが分泌されなくなってしまうのです。そのため睡眠不足に陥り、翌朝倦怠感が出るなどといった体の不調も発生します。

【4-2.肌質の悪化を引き起こす】

ブルーライトは非常に強い光であるため、紫外線とは行かないまでも皮膚にダメージを与えます。ブルーライトを約1時間続けて浴びることでシミや日焼けなどといった色素沈着の原因になるといった研究もあるほどです。今では通称「スマホ焼け」という言葉も登場し、ブルーライトの肌への影響は注目を浴びています。

5.眼精疲労を防ぐブルーライト対策

ではブルーライトをどのように防いだらいいのか、その対策をご紹介していきます。どれも自宅・オフィスで簡単に実践できるものばかりですので是非参考にしてみて下さい。

【5-1.スマホやパソコンの使用頻度を抑える】

これが実践できれば一番効果的です。「スマホ以外の趣味をつくろう」という眼科医がいるほどです。ですが現代人にとってブルーライトを浴びるのは宿命のようなもので、全く画面を見ないというのも難しい現状です。妥協案として「夜10時以降はスマホをしない」など適度に目を休める時間を作ることが大切です。

【5-2.ブルーライトカット眼鏡の着用】

ブルーライトカット眼鏡というものが販売されています。この眼鏡があれば商品によりますが多くのブルーライトをカットしてくれることが期待できます。通常の眼鏡屋・電気屋・雑貨屋などでも最近は目にするようになりました。仕事の間にそのような眼鏡かけているだけでも非常に目の保護には効果的とされています。眼鏡を変えることに差支えがなければおススメの対策です。

【5-3.ブルーライトカットシートの装着】

眼鏡ではなく、パソコンに装着するタイプブルーライトカットシートというものもあります。これはパソコンの画面全体を覆ってくれるので、目だけでなく肌へのブルーライトダメージも抑えることが出来ます。IT企業などパソコンへ向かう時間が多い企業などでは会社内で社員に配布しているところもあります。

【5-4.体内時計を戻す】

ブルーライトを浴びる時間帯を調節することによって体内時計を正常な時間に戻すことが出来ます。また、体内時計が狂ってしまうことも防げるのでおススメです。方法はスマホやパソコン就寝3時間前以降は控えるというだけです。全くしないというのが難しい場合は通常よりも使用時間を減らすだけでも効果的と言えます。そうすることで脳が正しく昼夜を認識し、睡眠の質も向上します。

【5-5.抗酸化作用の強いサプリの摂取】

長期的にブルーライトを浴びる現代人にとって、その肌への蓄積ダメージはかなり大きなものになります。加齢に伴い、黄斑などといった皮膚への症状が出るリスクも大いに考えられますが、抗酸化作用の強いサプリメントを摂取することで健康的な肌をサポートすることが出来ます。抗酸化作用の強いサプリには、ドコサヘキサエン酸ルテインアスタキサンチンブルーベリーなどがあります。

【5-6.42度のシャワーを目に当てる】

お湯により目の疲労をやわらげる方法もあります。実際にあった実験では32度のお湯と42度のお湯で、被験者の目のショボショボ感などを測定したところ、42度のお湯を目に当てる方が効果的であったという報告があります。眼精疲労とまではいかない疲れ目の方も、お湯を当てることで筋肉の凝りがやわらぐのでおススメです。

 

6.ブルーライト対策で眼精疲労を予防しましょう

このように眼精疲労とブルーライトは非常に深く関係しており、眼精疲労は現代病とも言われています。

周囲の環境を見てもブルーライトを防ぐということは中々難しいですが、適宜目を休めるなどして眼精疲労を予防しましょう。

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