痛い頭皮マッサージに効き目はない!?頭皮の痛みのリスクと対策についてご紹介!

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あなたはエステやサロンマッサージをしてもらったことはありますか?疲れている箇所や凝り固まっている箇所をゆっくり良い力加減もみほぐしてもらえると、リラックスしてとても気持ちがよいですよね。最近は特に頭皮マッサージ目の疲れや肩凝りに非常に効果的だと話題になっているそうです。頭皮マッサージは指圧やツボ押しって頭皮をマッサージすることで高いリラクゼーション効果も得られます。ですが、中にはそんな頭皮マッサージを受けて「痛い」と感じてしまう方もいるようです。

ここでは、そんな頭皮マッサージの痛みについてご紹介していきます。痛みがあって頭皮マッサージを受けるのに、その頭皮マッサージでの痛み?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。「頭皮マッサージでの痛み」というと、なんとなく効いているから痛いのかな…と思いますよね。しかし、実は痛い頭皮マッサージを我慢して続けていると身体にとって逆効果になってしまうこともあるのです。具体的には自律神経のバランス悪化や血圧の上昇、強さへの依存など様々な面からのリスクをはらんでいます。施術を受けている途中、痛い…とは言いづらいかもしれませんし、効果が出ている証拠なんだから大丈夫と思ってしまう方も多いかもしれませんが、きちんと頭皮マッサージの知識やリスクを知って、ご自分の身体に合ったマッサージでリラックスしていただくのが理想の形なのです。

今回はそんな頭皮マッサージの際の痛みに関する危険性と、その対策を丁寧にご説明していきます!お店で施術を受けるときだけでなく、セルフで頭皮マッサージを行っている方も注意すべき必見の内容です!

 

1.頭皮マッサージとは

まずは頭皮マッサージに関する基礎知識をご紹介していきたいと思います。

【1-1.ヘッドスパとの違い】

頭皮マッサージと似たサービスで、「ヘッドスパ」というものがあります。これら二つを同じように認識している方も多いようですが、実は頭皮マッサージとヘッドスパは全く違うものなのです。頭皮マッサージは、頭・肩のコリに効くツボ的確に指圧することによってしっかりと血流を改善し、頭周りがすっきりするという医学的な効果を実感することができます。つまりそういったノウハウを学んだ人が施術してくれるということです。一方でヘッドスパというのは、主な目的は「リラクゼーション」にあります。頭皮マッサージのような医学的な効果は全く保証されないものです。このように、頭皮マッサージをするということは心身ともにリラックスすることが出来るということなのです。

【1-2.頭皮マッサージの目的】

では頭皮マッサージはどんな時にどんな目的で受けるべきなのか、ということについてご説明します。頭皮マッサージを受けるタイミングとしては次のような時です。

  • 頭が重い感じがする
  • 眼精疲労がひどい
  • 肩こりが治らない
  • 頭がスッキリしない
  • 首回りが重い

このような場合に頭皮マッサージは効果を発揮します。頭皮マッサージが効くメカニズムは、ツボとよばれる場所に力を加えることによって徐々に凝っていた筋肉をほぐし、血行も促進することで上記のような症状を改善するというものです。そのため、首から上の筋肉のコリや血行不良には非常に高い効果を発揮します。

【1-3.頭皮マッサージのコツ】

頭皮マッサージは自分で行うことも出来ます。なんとなく頭に疲労感を覚えた時に、自分でもみほぐすような対処をしている方も多いのではないでしょうか。頭皮マッサージを行うコツは、主に3点あります。

  1. あらかじめ頭の血流を良くすること
  2. 急に力を入れず、徐々に指を押し込むように指圧する
  3. 痛いほどやらない

おおむねこの3点をおさえていれば自分でも問題なく頭皮マッサージを行うことが出来ます。もちろん本格的にツボを押す場合は店舗でやってもらうことをおすすめします。そして今回の本題は「3.痛いほどやらない」ということです。痛い頭皮マッサージにはどのような原因があるのか、そのリスクと対策はどうすればよいのか、見ていきましょう。

 

2.頭皮マッサージが痛い原因は頭皮のコリ?

それでは続いて、頭皮マッサージを痛いと感じた場合その原因はなんなのかということについてご紹介していきたいと思います。

【2-1.頭皮のコリとは】

基本的に、頭皮マッサージを痛いと感じた場合はその原因が「頭皮のコリ」にあるといわれます。頭皮マッサージ店でも、「痛い」と言うと「頭皮のコリがひどい」などと施術者から言われることもあるでしょう。ではこの頭皮のコリとは何なのかということですが、簡単に言うと頭皮が収縮しているということです。同じ姿勢を続けていたり、特定の筋肉しか動かしていない筋肉が収縮してしまい、伸縮性を失います。こうして固くなってしまった頭皮のことを「頭皮のコリ」と呼ぶのです。

【2-2.頭皮のコリは頭痛や眼精疲労の原因】

このような頭皮のコリですが、単に頭皮マッサージが痛く感じてしまうだけでなくあらゆるリスクをはらんでいます。ここからはそんな頭皮のコリが引き起こすあらゆる弊害についてご紹介していきます。まず代表的な例は頭痛や眼精疲労です。頭皮が凝っている状態は、頭皮の血流が非常に悪くなっていることを意味します。そのため、頭が常にうっ血してしまっているのと同じ状態になります。これにより頭痛が発生しやすくなるのです。にも同じ理由で血液が十分に行きわたらず、眼精疲労の原因となります。

【2-3.頭皮のコリは老化の原因】

また、頭皮のコリはアンチエイジングの大敵でもあります。というのは、頭皮は顔の皮を引っ張り上げている存在でもあるのです。そんな頭皮が凝り固まってしまうという事は、表情も作りにくくなるということを意味します。もっと言えば、頭皮が凝っている伸縮性が無いので顔の皮がたるんでしまうことにも繋がります。これはシワやほうれい線が出来る原因にもなるので、実年齢以上に老けて見えてしまうことにも繋がりかねません。また注意するべき女性だけでなく、凝っている頭皮は抜け毛が起きやすいとされています。頭皮の血行が悪いことによって毛に新鮮な栄養が行き渡らないためです。このように、頭皮のコリはあらゆるリスクの原因になるのです。

3.痛い頭皮マッサージを続けるリスク

頭皮が凝っていると、通常のマッサージも痛いと感じてしまうことが多々あります。また、痛い頭皮マッサージはなんとなく効いているような気がしますよね。ですが、痛いと感じる頭皮マッサージを続けるのは実は危険です。そのリスクを見ていきましょう。

【3-1.自律神経のバランス悪化】

まず大きなリスクとして挙げられるのは自律神経のバランスが乱れてしまうという事です。頭や首には、自律神経と呼ばれる私たちのからだの調節には不可欠な神経が集中しています。そのため、そこを過度に刺激してしまうと神経に直接悪影響が出てしまう場合もあるのです。これは頭皮のコリ如何にかかわらず、間違ったツボの位置、もしくは強すぎる力をかけることによってリスクが高まります。自律神経が乱れる脈拍が急上昇したり、もしくは食欲不振になったりと全身に症状が現れます。

【3-2.血圧の上昇】

頭の血管を強く圧迫しすぎることによって、「うっ血→解放」というサイクルを繰り返すことになります。痛い頭皮マッサージではこのような状態が過剰になり、血圧が急に上昇してしまう可能性があります。頭を中心とする血圧の変動頭痛を招くだけでなく、全身の発汗などあらゆる不調に繋がります。こうした体の不調は、約30種類にも及ぶとされていますが、中々頭皮マッサージが原因とは判別しにくいものばかりです。

【3-3.血管の損傷】

あまりに強い刺激で頭皮を押すと、血管そのものが損傷してしまうケースもあります。現に、頭皮マッサージを受けた後脳出血やくも膜下出血などといった症状で救急搬送される方は少なくないのだそうです。元々血圧が高めの方などは特に要注意です。それほど頭には繊細な血管が多く密集しているということです。頭皮マッサージを受けたその場では血管の異常に気付かないケースもあります。施術中、もしくは自分での頭皮マッサージ中少しでも強い痛みを感じた場合は施術者に弱めでやってもらうようお願いするなど、対策を取ることをおすすめします。間違っても最後まで我慢するのは決して良いことではありません

【3-4.強い頭皮マッサージへの依存】

痛い頭皮マッサージ効果的な頭皮マッサージ」と認識している方も多くいます。確かに痛気持ちいい頭皮マッサージくらいであれば筋肉がしっかりとほぐれて効果が出ていると言ってもいいですが、過度に痛いマッサージは我慢してまでするようなものではありません。痛いという信号は頭の中での異常を感知して出るものですので、我慢しないようにするのが賢明です。このような痛い頭皮マッサージを繰り返し行っていると、どんどん筋肉が強化されほぐれにくくなってしまうというデメリットもあります。そして余計に強い頭皮マッサージを求めてしまうという悪循環にもなりかねないのです。

 

4.その他の痛い頭皮マッサージの原因

頭皮マッサージを痛いと感じてしまう理由は、頭皮のコリ以外にもあります。

【4-1.頭皮のニキビ】

頭皮マッサージでたまたま押した場所にニキビがあった、なんていう場合もあります。そのような場合はニキビのある箇所のみ避けて頭皮マッサージを行えば問題ないでしょう。ちなみに頭皮ニキビは頭皮油脂が出やすい方、もしくはシャンプーで皮脂が取り除き切れていない方などに多く発生すると言われています。頭皮ニキビの気になる方はヘッドブラシなどを使いながらシャンプーすることをおすすめします。

【4-2.頭皮の乾燥・炎症】

頭皮が過剰に乾燥している場合も頭皮に痛みが発生する場合があります。乾燥した頭皮をマッサージすると、少々の刺激でも炎症を起こしてしまったり痛みが生じたりと中々本来の頭皮マッサージを行うのは難しくなります。乾燥は冬など季節的な要因もありますが、一年を通して乾燥気味の方は頭皮用保湿ローションを使うなどすると効果的です。

【4-3.後頭神経痛】

後頭神経痛という症状によって、頭皮に痛みを感じる場合もあります。この症状は、頭皮のピリ付きから刺激を加えた時にズキズキと痛むのが特徴です。このような痛みが当てはまる場合は医師へ相談することをおすすめします。後頭神経症は強いストレスや肩・首のコリなどが原因となって発症します。この症状が出ている場合には無理に頭皮マッサージを行わないようにしましょう。

5.痛くないのに効果的な頭皮マッサージ

それでは最後に、痛みを感じることなくしっかりと効果も実感できる自宅で出来る頭皮マッサージ」をご紹介していきます。

【5-1.代謝促進頭皮マッサージ】

まずは頭皮に力を加えずに代謝をあげることでコリをほぐすマッサージです。手順は次のとおりです。

  1. 頭の後ろで手を組む
  2. 頭を後ろに倒して5秒キープ
  3. 元の位置に頭を戻す
  4. 2.と3.と5セット程繰り返す

たったこれだけ?と思うかもしれませんがこれだけでも首から上の血行が促進されることで頭皮に十分な血液が行きわたり、コリが改善されます。これにより頭皮に溜まった老廃物が排出されやすくなるという効果もあります。

【5-2.頭皮のコリ解消マッサージ】

痛すぎない力でマッサージする方法もあります。自分で力を調節しながら頭皮マッサージを行うには、親指でぐっと押し込むのではなく指の関節でグリグリ押すのが効果的とされています。左右どちらかの手の、人差し指・中指の第二関節を使ってコリを感じる頭部を刺激します。強さは痛気持ちいい程度で丁度いいでしょう。凝っている部分が分からない場合は、頭皮の固い箇所を探すことをおすすめします。

【5-3.お風呂で温浴マッサージ】

コリを改善するという意味では、お風呂で温浴をするだけでも十分に効果があります。ただしやり方のポイントがいくつかあるのでおさえておきましょう。

  • お湯の温度は42度程度がベスト
  • お湯に浸かるのはあご先までで、肩をお湯から出さない
  • 15分程度ゆっくり浸かる
  • 入浴後に急激に体を冷やさないように注意

このような4つのポイントをおさえることで、効率よく血行が促進され頭皮のコリ改善につながっていきます。普段の日常生活で少し意識するだけでも違うので、是非やってみて下さい。

 

6.痛い頭皮マッサージは我慢しない!

このように、痛い頭皮マッサージあらゆるリスクを秘めている他、期待している効果とは逆の結果になってしまう恐れすらあります。

お店での頭皮マッサージで少しでも痛いと感じた場合我慢せずに力を弱めてもらうようお願いすることをおススメします。

また、自分で頭皮マッサージを行う際には今回ご紹介したような方法を是非試してみて下さいね。

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