眼精疲労から併発する肩こり・頭痛の原因とは?対処法を一挙大公開!

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あなたは日常生活において肩こり頭痛に悩まされたことはありますか?頭が絶えずズキズキする痛み肩が重く感じるなどの痛みは生活や仕事において支障をきたすこともありますし、つらいですよね。数あるサプリや薬に頼っても、効果は一時的で、また次の日には痛みがある…という経験がある方も少なくないのではないでしょうか。ただの疲れからくるものだと思って放置してしまっている方もいるはず。

その痛み、実は眼精疲労からくる痛みかもしれません。そこで、今回は眼精疲労から併発する肩こり頭痛についてお話します。

眼精疲労は今や、オフィスワーカーの3人に1人が抱えているという悩みの一つで、日常的に目の不快感かすみに悩まされている方が多い現状にあります。一見、肩こりや頭痛に関係ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は眼精疲労は目だけでなくその他の疾患を引き起こす恐れも大いにあり肩こりや頭痛を併発している人はかなり多いとされているのです。

今回はそんな眼精疲労と肩こり・頭痛との関係と、正しい対処法についてご紹介していきたいと思います。一度、あなたも心当たりがないか確認してみてはいかがでしょうか。

 

1.眼精疲労の原因4つ

まず、眼精疲労がなぜ起きるのか確認していきましょう。眼精疲労が引き起こされるまでには、主に4つの原因が考えられます。一つずつご紹介していきます。

【1-1.画面の見過ぎ】

現代においてかなりの人数がこの画面を見すぎている、という原因によって眼精疲労を発症しています。というのも、パソコンやスマートフォンの普及により、公私ともに画面を見つめる機会が増えました。しかも画面から発せられているのは、人工的な光の中でもかなり強度の強いLEDライトです。このライトを近距離で浴びることにより、私たちの目はダメージを受けます。さらに長時間、近くのものを集中して見つめることによって目の筋肉は極度に疲労します。そして長時間同じ筋肉を使うことにより、特定の筋肉がこり固まってしまうのです。こういった理由により、目がダメージを受けて疲労がたまってしまいます。

【1-2.目の疾患】

目の疾患を持っている方は、眼精疲労を引き起こしやすいとされています。目の疾患と言っても、老眼や乱視弱視など一般的なものも含まれます。というのも、目の見え方が正常ではない、もしくは見えにくい状態の場合、目はピントを合わせるのに非常に苦労するからです。目は常に、見たいものに焦点を合わせるように努力しています。目がよく見えている場合はその際にあまり苦労しませんが、目のピントを合わせる筋肉がいくら頑張ってもピントが合わない場合、筋肉が余計に疲弊してしまうことになります。そのため、度の合っていない眼鏡コンタクトを付けている場合、かえって目を疲れやすくしてしまうのです。

【1-3.環境的な要因】

周囲の環境によっても、眼精疲労が発生しやすくなる場合があります。例えば、湿度が非常に高い環境と比較して、非常に乾燥した環境であればドライアイなどの眼精疲労症状を引き起こす可能性は高くなります。乾燥していると、目の表面の粘膜が乾きやすくなり、ドライアイになってしまうほか、目の表面が傷つきやすくなるのでその他の症状も出やすくなります。また、たばこの煙も同様に目の表面粘膜に対して悪影響を及ぼします。こういった目にダメージが蓄積されやすい環境も、眼精疲労の原因の一つなのです。

【1-4.精神的なストレス】

精神的なストレスによって、眼精疲労が発生するともいわれています。精神的なストレスは数値によって計測することはできないので、科学的にどのようなストレスが悪影響ということは言えませんが、ストレスを感じるとかすみ目になりやすいといったデータがあります。ストレスは目だけでなく全身に対して悪影響を及ぼすほか、眼精疲労がうつの症状を引き超こすといった研究もあるほど、目と精神のトラブルは深い相関関係にあるようです。

 

2.眼精疲労の症状

眼精疲労は疲れ目とは異なり、目だけでなく体に対してもあらゆる症状が発生します。また、眼精疲労は慢性化しやすいことが特徴であり、単なる疲れ目と比較して非常に完治が難しい疾患でもあります。ここからはそんな眼精疲労が発生するとどのような症状が発症するのか、ご説明していきます。

【2-1.目への症状】

もちろん、眼精疲労という名前のとおり目への症状は深刻です。疲れ目と呼ばれる症状が悪化したような症状が目立ちます。軽度の場合はかすみ目疲れ目目の重みなどが症状としてあらわれます。そして眼精疲労が重症化すると、目の痛み充血まぶしさ視力低下などが発症するようになります。こういった症状を放置すると悪化し急激に視力が低下する場合があります。そして最悪の場合には失明も可能性としては考えられるという恐ろしい症状なのです。

【2-2.体への症状】

眼精疲労は目だけでなく体への症状も発症します。中でも肩こり頭痛は多くの方が悩まされている症状です。眼精疲労は肩こり・頭痛を伴うケースが多く、多くの人がその個々の症状に対して対策をしていますが、肝心な眼精疲労は処置していないために治療が一時的なもので終わってしまう場合がほとんどです。また、その他の症状としてはめまいや吐き気倦怠感などが挙げられます。めまいや吐き気については頭痛が悪化して発症するケースも多く、悪化すると起き上がれなくなるほどの症状になります。

【2-3.精神的な症状】

眼精疲労が悪化すると、うつ症状を発症するという報告もあります。うつは様々な要因によって発症する病気ですので、一概に眼精疲労だけが原因となって発症するとは言えませんが、リスクとしては高まります。そのメカニズムとしては、眼精疲労の背景にある長時間の電子機器作業により姿勢が悪くなり猫背でうつむき加減の姿勢が定着してしまうことなどが考えられます。さらには目の不快感症状悪化の不安などネガティブな気持ちがストレスとなってうつを促進させるというケースもあります。

3.眼精疲労と肩こりの関係

眼精疲労と肩こりが併発するケースが多いとご紹介しました。では、どういった共通点があり、二つの症状が併発するのでしょうか。ここからは眼精疲労と肩こりが発症する共通点についてご説明します。

【3-1.血行が滞る】

まず、大きな共通点が血行不良です。血液が滞ってしまうということは、体のあらゆる部位に酸素が行きわたらず細胞が十分に機能できないということを意味します。眼精疲労が起きる大きな要因として、長時間パソコンを見続けるというものがあげられます。この時に悪い姿勢を維持していると筋肉が萎縮してしまう他、血行を悪くしてしまいます。特にうつむいた姿勢を続けている首の後ろの筋肉が常に伸びている状況になり、血管を圧迫してしまいます。首周りの血行が悪くなると目や肩の筋肉において疲労回復が難しくなり、眼精疲労肩こりが発生してしまうのです。

【3-2.筋肉疲労】

眼精疲労と肩こりの共通の特徴として、筋肉疲労が挙げられます。何かに集中して同じ姿勢を続けていると特定の筋肉のみが働き、その他の筋肉は動かないためこり固まってしまいます。活発に働く筋肉も、こり固まってしまった筋肉も、同じように疲労しているのです。特に目の奥の筋肉・ピントを合わせる筋肉首の後ろの僧帽筋と呼ばれる筋肉は、パソコン作業などを行う際に常に酷使されています。

【3-3.精神的なストレス】

眼精疲労も肩こりもストレスによって起こるといわれています。ストレスを感じている時に、人間の体の中にはストレス物質とよばれる成分が分泌されます。この成分が多く体内にある時に、人間の身体は筋肉がこわばってしまい、血行不良を起こしてしまうケースがあるのです。間接的にストレスが血行不良を引き起こしているというわけです。これに関しては運動不足などの場合はさらに起こりやすいとされています。

 

4.眼精疲労を伴う頭痛の原因と種類

また、眼精疲労は肩こりと同じく血行不良により頭痛を引き起こす場合があります。こうした眼精疲労に伴う頭痛は慢性化頭痛と呼び、大きく4つの種類に分類することができます。ここからは眼精疲労に伴う頭痛の種類についてご紹介します。

【4-1.片頭痛(偏頭痛)】

片頭痛は、ズキズキとした痛みの波がある頭痛です。頻度としては1週間に2回から1か月に数回と、かなり幅があります。そしてその名前のとおり、頭の片側が痛む場合が多いのですが、近年の研究では両側が痛む場合もあるとされています。片頭痛の場合は悪化すると吐き気やめまいを伴います。症状は光や大きな音によって悪化するともいわれています。

【4-2.緊張型頭痛】

緊張型頭痛は、「頭が締め付けられるような痛み」が特徴の頭痛です。眼精疲労と共に発症することも多い頭痛の種類です。また、緊張型頭痛はさらに大きく2種類に分類することができます。一つは「反復性緊張型頭痛」、もう一つは「慢性緊張型頭痛」です。慢性緊張型頭痛の場合は常時痛みが押し寄せてくるような感覚ですが、反復性緊張型頭痛については1か月に15日未満程度症状の出る日があるということです。

【4-3.群発頭痛】

群発頭痛は、目の奥から頭にかけて非常に強い痛みが走るという症状が特徴的な頭痛です。一度発症すると、1か月程度毎日発症するといったような発症の仕方をします。一回の発症時間は15分~2時間など個人差があります。かなり激しい痛みを伴う頭痛なので、人によっては動けなくなってしまうほどの症状になります。ですが、中には体を少し動かすことによって症状が緩和されるという人もいるようです。

【4-4.慢性型片頭痛】

慢性型片頭痛は、片頭痛・緊張型頭痛のいずれかの症状が出る頭痛です。では片頭痛とは何が違うのかというと、片頭痛は1週間に2回から1か月に数回、という頻度に比べて、慢性型片頭痛1か月間に8日以上確実に発症する日があるという点です。この症状は頭痛薬の過剰摂取などでも引き起こされ、薬剤の過剰摂取による慢性型片頭痛の割合はなんと50%にものぼると言われています。

5.眼精疲労・肩こり・頭痛への対処

それではここから眼精疲労肩こり頭痛への対処についてご紹介します。全ての症状をすぐに消し去るということは、症状の性質上難しいとされています。ですが、どれか一つの症状に特化して、症状を緩和し、全体的な不快感の改善に役立てるような処置は自分でも行うことが出来ます。

【5-1.眼精疲労中心の対処法】

まず、眼精疲労を中心に効果を発揮し、それに付随して肩こり・頭痛にも効果がある対処についてです。まずは基本的な目の環境を見直しましょう。長時間の作業がある場合は極力姿勢を正しく画面から40cm程度離れた距離で見るブルーライトカット眼鏡をかけるなどの工夫をしましょう。ディスプレイの照度を下げることもおススメです。さらに、近くを長く見るときは1時間ごとなど間隔を決めて遠くを見つめるようにしましょう。いつもは見ない方向に目を動かすことで、固まっていた筋肉がほぐれる効果があります。目に蒸しタオルをのせる方法なども、目の血行を促進するのでおススメです。

【5-2.肩こり中心の対処法】

続いて肩こりに効果的な対処です。これは主に肩の血行を促進することを目的としています。肩周りの血行が改善されることにより、頭や首に流れる血行も改善されることが期待できます。肩周りの血行を促進するには、肩甲骨を動かすことが効果的です。左右の肩甲骨を寄せるようにぐっと胸を開いたり肩甲骨に力を入れながら肩をぐるぐる回す運動が非常に効果的と言われています。気持ちがいい程度に行いましょう。また、お風呂であごのあたりまでお湯につかるのも血管が開き血行促進につながります。

【5-3.頭痛中心の対処法】

眼精疲労から来る頭痛に関しては吐き気や二次的な症状が出る前に一度病院での検査を受診することをおススメします。頭痛はあらゆる疾患で発症するので、眼精疲労以外にも他の疾患が隠れている可能性もあります。頭痛を改善させるには先程ご紹介したような血行の促進と、目のツボ押しなどが効果的です。ツボ押しは、左右の目頭目じりこめかみ眉尻などを親指と人差し指でぐっと押すだけでも効果があります。

 

6.眼精疲労と肩こり・頭痛はまとめて対処!

眼精疲労はあらゆる身体的な症状を引き起こし、それを慢性化させます。

まずはそういった症状を予防できるよう、目を使う環境を見直してみることが重要です。

症状は放置しがちな方が多い傾向にありますが、悪化する前に眼科医へ相談することと、根本的な眼精疲労をしっかりと抑えることにも気を使いましょう。

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